HGUC RX-178 ガンダムMk-II(ティターンズ)[エコプラ] ― 2013年02月11日 16時18分06秒
そのまま組めば、Zガンダム第一話の「黒いガンダム」のタイトルどおり真っ黒なガンダムMk-IIが完成する、というか何もかも真っ黒だ。
キットは単色の黒のくせに、ティターンズ版らしい。
たしかにエゥーゴ版は、Gディフェンサー付きのスーパーガンダムやフライングアーマーセットなどのセット販売しかなかったはずなので、単品のガンダムMk-IIならティターンズ版しかないか。
しかし、こいつティターンズ版なのに機体番号を示すマーキングデカールが入っていない!!
バンダイホビーセンターデカールなんていらんので、普通のティターンズ版のマーキングデカールをつけて欲しいぞ。
ティターンズカラーのMk-IIは劇中に三機登場し(設定では4機建造されたとか)、すべてエゥーゴに奪取されたのち、1号機は構造解析の研究材料、2号機は解体してスペアパーツ、3号機はエゥーゴカラーに塗り直され実戦投入されたと言う設定になっていて、プラモデルでは「何号機を作ろうか」と悩むのも楽しみのひとつだったのに・・・。それにしても、3機奪取したなら研究材料やスペアパーツなんかにせずに、全部出撃させれば戦力になったのに。
さて、このエコプラガンダムMk-IIはどうしてやろうか・・・。
この前エコプラRX-78ガンダムの黒い成型色を生かして、RX-78-1プロトタイプガンダムを作ったのと同じようにプロトタイプガンダムMk-IIを考えてみたが、プロトタイプMk-IIは普通のMk-IIからの変更が多くキットを改造するのは困難だ。ジムクゥエルやガンダムGP01から部品を流用したミキシングビルドならまだ簡単に作れるが、そんな勿体ないことは出来ない性分だし・・・。
ということで、素直にガンダムMk-IIを作ろう、しかし、貴重な限定品のエコプラなのでそのまま単純に黒一色で作っても勿体ない、ガンダムと判るようなアイコンをカラーで塗って、その他は成型色を生かした文字通りのティターンズの「黒いガンダム」にしてやろうというコンセプトで作成開始。
ボディは成型色を生かしてグロス仕上げ。関節や武器はつや消し。
ボディのレッド、オレンジ、グリーン部分は、シルバーの上にクリアー塗装した、メタリック仕上げで、ボディのグロス仕上げに合うようにしてみた。
結構カッコよく出来て、個人的には気に入っている。
改造はほとんどなし。フロントアーマーが独立可動するように分割しただけ。
足首手首のスカスカ感やシールドが離れすぎているのもキニシナイ。
今風にアレンジされたMk-IIとしてみれば、プロポーションは悪くないと思う。
今となっては珍しいほどのモナカ分割キットであるので、作るのはやや面倒。
足なんて、モナカの関節を作ってつや消しで塗って、さらに上からモナカされたパーツを重ねていく。
全塗装しないから後ハメ加工も必要ないが、完成までの道のりが長いのでヌルモデラーを萎えさえるには十分だ。
メッシュパイプはティターンズ版の設定ではパープルっぽい色だけど、黒に映えて悪役っぽい印象を与える赤にした。
額のセンサーだけは付属のシール。
顎のパーツが成型不良なのか裏側が歪んでいて上手くマスクに嵌らなかった。廃材再利用のプラモで成型不良は度々あるのか、キットの中には良品交換のための手続きを示した紙が入っていたが、この程度なら削って加工すればそのままOK。
ついでに、顎が引っ込みすぎている感じがしたので、マスクと顎のパーツをさらに削って、顎が前に出るように修正。
可動範囲は、古いキットだと思えば許容範囲じゃないかな。首周りがもうちょっと可動して欲しかったね。首の構造はHGUC RX-78ガンダムと同じなので、同様に改造すればよかったかな。
しかし、ヘッドホンみたいでカッコ悪いのは変わらず。
右手の表情がしっかり出せるので、こういうパーツは大変よろしい。
ただし、ビームサーベルの刃の部分も一体成型なので、刃が真っ黒の棒なのはどうかと思うぞ。ビームサーベルの刃は切り落とし穴を開けて、HGUCガンダムのクリアーピンクのビームサーベルの刃を拝借。
意外とエコプラ面白かったので、エコプラザクIIでも買っておけばよかったかな。
バンダイにはそろそろ新しいエコプラでも出して欲しいところだが、黒いイメージでエコプラでも似合いそうなのは、キュベ2かドムかザクIってところか。
HGUCでは発売されていないものの、SEED系もディアクティブモード風って感じで、エコプラいけるかもしれない。
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