HGUC サザビー ― 2013年02月02日 23時45分37秒
1/144サイズだけど、ボリュームのある大型キット。
噂に聞いていたとおり、素組でも完成度がかなり高い。誰でも簡単にカッコイイサザビーが手に入ってしまう・・・。良い時代になったもんだ。
さて、今回のサザビーでは、プロトタイプガンダムで塗装が面白かったので、部分塗装を頑張ってみようかと。
サザビーというと思い入れの強い人が多く、超絶改造作例が多数ネット上で見られるが、そこまでは出来ない。基本的に筆塗りなので全塗装はしないからパテやプラバンで改造はできないし、本体価格以上になりそうなメタルパーツに投資できないし。
しかし、少しイメージを変えてみようとスラスターやバーニアをゴールドで塗装することにした。首と腰の動力パイプはシルバー。筆塗りでも隠ぺい力の強いメタル塗装ならやりやすいだろうという意図もある。サザビーにはメタルパーツを投入して大改造する作例が多く、メタル系の塗装はそういう影響を受けているかもしれない。
サザビーに関しては、光沢仕上げやメタル塗装を施す作例が多いが、プラスチックのオモチャっぽさを消すためにつや消しでいく。
しかし、安易にゴールドやシルバーで塗ってしまったため、トップコートのつや消し仕上げの段階でマスキング地獄となってしまい予想外に面倒な製作となってしまった。
墨入れは肩アーマーやフクラハギにあるリブには入れなかった。くどくなりそうだったので。
素組でも完成度の高いサザビーだが、リアスカートはパーツが非常に大きく、金型からの抜きの関係でモールドが甘くなってしまっており、このキットの数少ない欠点になっている。
スラスターとフィンをゴールドで塗装してみたものの縁のモールドが甘いので、色が浮いてしまった。モールドが甘いのなら別の色で塗って別パーツっぽく見せればいいと、ミッドナイトブルーで塗ってみたところ、すごく和風っぽいリアスカートになってしまった。暗めのレッド系の色で塗っておけばよかったか。
バックパックはシルバーでワンポイントを入れた。いつもだったらバックパックなんて全く塗装せず完全に真っ黒になってしまっていたはずだ・・・。
プロペラントタンクにも何かワンポイント入れたかったので、シルバーでラインを入れてみた。シャチハタにしか見えなくなった。
バックパックのバーニアに0.5mmの真鍮線を入れてみた。よく見かける改造だけど、バーニアから真鍮線が出ている意味はあるんだろうか?
肩アーマーの中はすっからかんだったので、WAVEのバーニアを増設した。
肩と言えば、ボディと肩の間の隙間が気になる人が多いらしいので、隙間がなくなるように、肩のポリキャップを貫通させ本体から伸びた軸が突き抜けるように改造。
頭はヘルメットの後ろのパーツのトサカと繋がっている部分を削って滑らかに修正。
小型の角は軟質樹脂で成型されていた。気が付いていない人、多いかも。
ファンネルは、黒とシルバーで塗り分けて、ここにも0.5mm真鍮線を追加。
ファンネルはファンネルラックの中で、3つのファンネルが繋がって1パーツになっているびっくりな成型がされていた。
普通なら切り離すところだが、どうせファンネルラック開けないから見えないだろってことで手抜き・・・。
斜め下から見るサザビーはバーニアの数が多くてカッコイイ。
底の部分が、腕と干渉して真っ直ぐに構えられない。必ず腕の伸ばした方向よりやや下を向く。これはちょっと致命的かなぁ。設計してて気が付かないのか?
ここは設定にこだわらずにライフルの形状変更してでもプレイバリューを重視して欲しかった。
手の甲はモンザレッドで塗装して、ボディと同じ装甲が付いているイメージに変えた。
しかし、ビームライフルを構えるのに、手首の装甲と干渉して塗装に傷が多く出来る。
フクラハギの中のバーニアと干渉してしまって足首の設置性はちょっと悪い。地上戦なんてしないから、宇宙空間を想定してアクションベースで飾っておけばいいかもしれないが、重量がかなりあるのでアクションベースごと倒れてしまう破損事故が多発しそうだ。
キットの出来がいいのでさっさと組んで作ってしまおうと思ったけど、さらに完成度を高めたくなってしまうキットだな、これは。
GT-R Magazine vol.109 ― 2013年02月10日 21時08分18秒
HGUC RX-178 ガンダムMk-II(ティターンズ)[エコプラ] ― 2013年02月11日 16時18分06秒
そのまま組めば、Zガンダム第一話の「黒いガンダム」のタイトルどおり真っ黒なガンダムMk-IIが完成する、というか何もかも真っ黒だ。
キットは単色の黒のくせに、ティターンズ版らしい。
たしかにエゥーゴ版は、Gディフェンサー付きのスーパーガンダムやフライングアーマーセットなどのセット販売しかなかったはずなので、単品のガンダムMk-IIならティターンズ版しかないか。
しかし、こいつティターンズ版なのに機体番号を示すマーキングデカールが入っていない!!
バンダイホビーセンターデカールなんていらんので、普通のティターンズ版のマーキングデカールをつけて欲しいぞ。
ティターンズカラーのMk-IIは劇中に三機登場し(設定では4機建造されたとか)、すべてエゥーゴに奪取されたのち、1号機は構造解析の研究材料、2号機は解体してスペアパーツ、3号機はエゥーゴカラーに塗り直され実戦投入されたと言う設定になっていて、プラモデルでは「何号機を作ろうか」と悩むのも楽しみのひとつだったのに・・・。それにしても、3機奪取したなら研究材料やスペアパーツなんかにせずに、全部出撃させれば戦力になったのに。
さて、このエコプラガンダムMk-IIはどうしてやろうか・・・。
この前エコプラRX-78ガンダムの黒い成型色を生かして、RX-78-1プロトタイプガンダムを作ったのと同じようにプロトタイプガンダムMk-IIを考えてみたが、プロトタイプMk-IIは普通のMk-IIからの変更が多くキットを改造するのは困難だ。ジムクゥエルやガンダムGP01から部品を流用したミキシングビルドならまだ簡単に作れるが、そんな勿体ないことは出来ない性分だし・・・。
ということで、素直にガンダムMk-IIを作ろう、しかし、貴重な限定品のエコプラなのでそのまま単純に黒一色で作っても勿体ない、ガンダムと判るようなアイコンをカラーで塗って、その他は成型色を生かした文字通りのティターンズの「黒いガンダム」にしてやろうというコンセプトで作成開始。
ボディは成型色を生かしてグロス仕上げ。関節や武器はつや消し。
ボディのレッド、オレンジ、グリーン部分は、シルバーの上にクリアー塗装した、メタリック仕上げで、ボディのグロス仕上げに合うようにしてみた。
結構カッコよく出来て、個人的には気に入っている。
改造はほとんどなし。フロントアーマーが独立可動するように分割しただけ。
足首手首のスカスカ感やシールドが離れすぎているのもキニシナイ。
今風にアレンジされたMk-IIとしてみれば、プロポーションは悪くないと思う。
今となっては珍しいほどのモナカ分割キットであるので、作るのはやや面倒。
足なんて、モナカの関節を作ってつや消しで塗って、さらに上からモナカされたパーツを重ねていく。
全塗装しないから後ハメ加工も必要ないが、完成までの道のりが長いのでヌルモデラーを萎えさえるには十分だ。
メッシュパイプはティターンズ版の設定ではパープルっぽい色だけど、黒に映えて悪役っぽい印象を与える赤にした。
額のセンサーだけは付属のシール。
顎のパーツが成型不良なのか裏側が歪んでいて上手くマスクに嵌らなかった。廃材再利用のプラモで成型不良は度々あるのか、キットの中には良品交換のための手続きを示した紙が入っていたが、この程度なら削って加工すればそのままOK。
ついでに、顎が引っ込みすぎている感じがしたので、マスクと顎のパーツをさらに削って、顎が前に出るように修正。
可動範囲は、古いキットだと思えば許容範囲じゃないかな。首周りがもうちょっと可動して欲しかったね。首の構造はHGUC RX-78ガンダムと同じなので、同様に改造すればよかったかな。
しかし、ヘッドホンみたいでカッコ悪いのは変わらず。
右手の表情がしっかり出せるので、こういうパーツは大変よろしい。
ただし、ビームサーベルの刃の部分も一体成型なので、刃が真っ黒の棒なのはどうかと思うぞ。ビームサーベルの刃は切り落とし穴を開けて、HGUCガンダムのクリアーピンクのビームサーベルの刃を拝借。
意外とエコプラ面白かったので、エコプラザクIIでも買っておけばよかったかな。
バンダイにはそろそろ新しいエコプラでも出して欲しいところだが、黒いイメージでエコプラでも似合いそうなのは、キュベ2かドムかザクIってところか。
HGUCでは発売されていないものの、SEED系もディアクティブモード風って感じで、エコプラいけるかもしれない。
ホワイトバレンタインイブ ― 2013年02月13日 07時07分02秒
辰野線 ミニエコー ― 2013年02月16日 23時13分53秒
自分は鉄道ファンというわけではないので、一般人の目線で語るしかない。
既に鉄道ファンが多く駆けつけ、写真を撮っていた。
整理券とか運賃とか、これ本当に電車?
昔、名鉄小牧線にも緑色の電車が走っていて扇風機だった。夏にクーラーじゃなくて扇風機の電車が来たら、ハズレだと思って乗ってたな。
乗客30人くらいいたけど、ほとんど鉄道ファンなんじゃないかな・・・。
雪景色だねー。
看板が派手すぎて読みにくいよ。
人が結構降りる。地元民か、はたまた鉄道ファンか。
ここでも地元住民ではなさそうな人が多く降りる。
だから、みんな小野や川島駅で降りたのかな。
多くの鉄道ファンが小野や川島で降りたため、進行方向が見れる良い位置を確保できた。
電車乗るなら、やっぱりここが一番楽しいと思う。
川島駅にまもなく到着~
トンネルを抜けるまでもなく、すでに雪国だった。
よく見たら、電光掲示に「試運転」と表示されている。
実はこの電車、「E127系」といわれるもので、ミニエコーが引退した後に置き換わる車両だと思われる。
どうりで、ミニエコーをぶっちぎっていくわけだ。
塩尻駅の改札で、切符にスタンプを押してもらって、乗り鉄の旅は終了。
続いて、撮り鉄の真似事。
ミニエコーに乗っている間に、信濃川島駅を過ぎた辺りに鉄道ファンが三脚を立てて構えているスポットを発見。
乗り鉄が終わったら、車でそこに向かって同じように撮ってみることにした。
撮影スポットには、近畿・関西ナンバーの車が多い。鉄道ファンは、わざわざこのためだけに来るのか・・・、すごいな。
鉄道写真の定石なんて知らないけど、いつもSuperGTの写真を撮っているが、あれも定石なんて知らずに自分の好きな写真を適当に撮っているだけなので、鉄道写真も適当に撮るつもりだ。
そして、待つこと30分・・・。
ミニエコーキターーーーー!!
そして、走り終わった瞬間、蜘蛛の子を散らすように移動していく周りの鉄道ファンたち。
折り返しはいいのか?
周りの鉄道写真を撮っている人たちを見ていて、ひとつわかったこと。
カメラは三脚に据えて固定。
適切な焦点距離の設定とフレーミングを済ませておいて、電車が来た瞬間のみを狙う感じだった。モータースポーツを撮っているとカメラは被写体に合わせて動かすものだと思っていたが、鉄道写真の撮り方はそうではないらしい。
電車は完全にレールの上を走るので、狙ったシーンを1カットのみ捕らえる方が結果的にはいいかもしれない。
しかし、俄か撮り鉄としては、遠くから線路を見るだけでは電車の大きさが感覚的に判らないので適切なフレーミングは無理と判断。30分も待ってたった1カットだけに掛ける勇気もないぞ。
折り返しは、カーブに入っていく姿をもっと望遠で狙うか迷ったが、ぜひ青空を入れて撮ろうとレンズを12-60mmに変えて挑戦。
そして、むちゃくちゃ寒い中、待つこと30分・・・。
やっぱり近くに来ると電車が思ったよりも大きいなぁ。電車メインなのか景色メインなのか半端になってしまった。もっと引かなきゃいけなかった。
それに真横だとちょっと立体感に乏しいな・・・。
ま、そんな感じで、一日俄か鉄道ファン終了。
乗り鉄の全国の電車に乗っていける時間と資金力は、とても真似できない。
撮り鉄は面白いけど、本数が乏しくて待ち時間が長すぎる。待ってる間は、SuperGTのグリッドウォークが終わるまでコカコーラコーナーで立ってる気分だったよ。
鉄道ファン、恐るべし。
ミニエコーをミニチュア風に。
RG RX-178 ガンダムMk-II (エゥーゴ) ― 2013年02月17日 23時38分03秒
エコプラながらHGUC ガンダムMk-IIのティターンズ風カラーを作ったので、RGはエゥーゴカラーにしてみた。
RGはフレームに装甲を重ねていく。
1/144サイズですごく緻密な設計だ。
フレーム作成が超楽しい。
足首のシリンダーがちゃんと動く。
白の装甲は、白とライトグレーの2色に分けなくても良いと思うんだが。
墨入れは薄め。
装甲の枠に沿って貼るようなマーキングシールが付いているんだけど、オモチャっぽくてカッコ悪くなると思って、一部を独自にアレンジ。マーキングシールは余白を少なく作って欲しいね。
マーキング貼るならエゥーゴカラーだと思う。黒っぽいティターンズカラーはマーキングの余白が目立つので、余白カットは必須だろう。
しかし、取説の指示に従ってもマーキング余るんだけど、どう使えばいいのか。
RGはマーキングの貼り方でオリジナリティが出せると思うんで、他にマーキング例を2つか3つ載せてあっても面白いと思うけど。
というか、もっと作例写真を載せて欲しいよ、取説には。
サザビーを作った経験で、シルバーやメタリックをピンポイントに入れるとプラスチック感が消えると判ったので、バーニアをメタリックに。
顔のマスクの「ヘの字」部分が抜いてある!!
リアルグレードシリーズでは、への字を抜くのが当たり前になっているみたいだけど、技術的にはすごいのかもしれないが、ここは黒く墨入れしてガンダムらしさを出したいので、モールドにして欲しかった。
仕方なく穴の壁面をつや消し黒で塗り、穴の底も黒で塗装。
耳の部分が抜いてあるのは、難しい塗装をしなくても済むので助かるけど。
個人的にシールドに見える4箇所の穴がなんかカッコ悪いので埋めたい・・・。無理にディテールつけなくてもよかったのでは。
膝が180度近く曲がり、足を一番後ろに跳ね上げると、モモの装甲が連動してスライドする。
欽ちゃんキックにしか見えない・・・。
バズーカの色分けはすごい。モナカの武器は作る気力が萎えるが、この色分けはすごかった。
しかし、当ブログでは相変わらずリアスカートにマウントするだけにしか登場しない。
武器に取りかかる頃には、早く完成させたくてモチベーションが下がるんだよな・・・。
バルカンポッドをつけると頭部の稼動がかなり制限される。
バズーカをリアスカートにマウントすると干渉して腰を反らすポーズが取れない。
というか、リアルグレードは1/144なのに、腰が反らせる!
RGは足が全体的に細く、HGUCは足ががっちりしている(足首はスカスカだが)。
逆に上半身はRGの方が太めでがっしりしている。
顔はRGの方がMk-IIらしいと思うけど、HGUCの方がイケメンかも。
当然可動範囲はRGの圧勝。
エコプラMk-IIは結構思い入れがあるので、RGに引けをとらずカッコよく見えてしまうが。
Zは足腰が弱い上に背中が重いのでなかなか踏ん張りが効かないが、Mk-IIは接地性が高く安定して立たせることができる。
Mk-IIはネットでも評価が高いので、買って損はないね。
Zに始まり、RX-78 ガンダム、エクシア、Oガンダム、サザビー、Mk-IIと怒涛の勢いで組んできたため、Mk-IIの方が上手く完成させられたと思う。
怒涛の勢いで作ってきたけど、そろそろ、作成ペースを落とすか・・・。
カルソニックをOM F.ZUIKO 50mm F1.8で ― 2013年02月24日 19時52分59秒
3週間もエンジンかけていなかったので、予想通りバッテリーはあがっている。
こんな状況が当たり前なので、電池に頼ったハイブリッドやEVカーなんて選ぶ気にはなれない。
最初のうちは多少ぐずつきはあるものの、しばらく経てば、RB26は快調に回り始める。
しかし、バッテリーをつないでいないと錆が進みやすいとも聞く。
エンジンを始動させるほどの容量はないものの完全放電してはいないと思うので、防錆効果は多少はあるのではないかと思ってつないでいるんだが。
3週間もエンジン掛けていないので、確実にバッテリー残量はゼロだろうけど。
少しエンジンを回してオイルを巡らせ、機関の劣化を防ぎたいだけだ。
バッテリーもちょっと充電できればね。
今回は、面白半分にOM F.ZUIKO 50mm F1.8を持ち出してみた。
OMマウント(フィルム時代のオリンパスの一眼レフ)用に設計されたレンズである。
E-1のときにフォーサーズアダプターを入手したが使えるレンズを持っておらず、アダプターを生かすために、面白半分に銀塩のレンズを買ってみたという本末転倒なシロモノだ。
OMマウントのキットレンズ的な存在で格安で入手できた。かなり小さいレンズだが、ずっしりと詰まった金属鏡筒とカチカチと回るメカニカルな絞りリングに高級感が感じられる。
しかし、オリンパスはZUIKO DIGITALの性能がズバ抜けており、この古いレンズを使う機会はほとんどなかった。今回は、何かの気まぐれで引っ張り出してみた。
本来はフィルム用に設計されたもので、その開放は白く濁ってしまい、やはりデジタル専用レンズでないとダメだなと改めて実感させる(親切にメーカー独自に推奨絞りが設定されていて、このレンズはF2.8以上のF値が推奨となっている)。
焦点距離は100mm相当に長くなってしまうので、日常使いにはやや使いにくい。が、中望遠が好きなので(使いこなせているかどうかは別として)、使ってやろうと言う気分にさせてくれる。
E-5ほどのファインダーがあれば十分使えるだろう。
トロッと溶ける感じではないので、少し残念かな。
E-5のアートフィルターは、縦方向のジオラマができないのでこうするしかないんだよね~。
のんびりマニュアルフォーカスのレンズで遊ぶってのは楽しいかも。
これはOM ZUIKO沼に嵌りそうで怖いな。
50mmF1.8より、さらに小さいパンケーキと呼ばれるレンズが40mmF2.0だけど、推奨絞りF4.0じゃ暗いな。小さいレンズ買ってもアダプターの分だけ底上げされるから魅力が半減だし。
21mmF2.0、24mmF2.0なんかは、比較的小型で推奨絞りF2.8だし、画角的にも使いやすそう。
魚眼はパンフォーカスで被写界深度が深いのでマニュアルフォーカスで使っても実用的に使えそうだな・・・。
望遠だと、100mmF2.0か・・・高いだろうな・・・。他は面白そうなのは・・・、ZUIKO 250mmF2.0、180mmF2.0なんてのがあるのか・・・って白バズーカは買えんわ。
久しぶりにカメラ話などしてみた。
ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8 ― 2013年02月27日 20時55分53秒
-開放が甘い(絞ればそれなりにシャープ)
-歪曲が多い
-色収差が多い
(すべての項目の先頭に”ZUIKO DIGITALとしては"と注釈が必要。ZUIKO DIGITALレンズは光学的に高性能なレンズが多い。)
そして、割高感
-定価 税込み \49,875-
さらに付け加えると、もっと高画質なZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDがカバーする画角である。
だから、このレンズを買う価値を見出せない。
でも、買っちまったい。
まさか、このレンズを買うとは。
ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8を買ってしまった理由
-E-5+12-60SWDが優等生すぎて物足りない(という本末転倒)
-他のSTDレンズと比べて、F2.8と言う比較的明るいF値で実用的
-軽いレンズで気軽に持ち歩きたい(E-5だけど)
そう。
ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8は、いわゆるパンケーキレンズである。
・薄さ、わずか23.5mm
・重量、たったの95グラム
そして、昨今のマイクロフォーサーズブームで、中古価格1万円台前半で放出されていることが多くなり、値段も許容できるようになってきた。
(マイクロフォーサーズでは、ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8も使用可能だがアダプターをつけることになり、小型軽量という特徴は大きく損なわれるため放出が多いのではないかという想像)
ところで、どうよ?パンケーキ25mm単焦点。
カルソニックをパンケーキライクに薄いOM F.ZUIKO 50mm単焦点で撮ってみたところ、案外面白いかもしんない。
というわけで、一万円ぽっきりで購入。
たぶん最安級。
しかし、ここのところフォーサーズの中古がめちゃくちゃ安くなっていて、ちょっとびっくり。
今、中古フォーサーズが熱い!
フォーサーズデビューをするなら今だ!!
というわけで、お勧めの組み合わせを紹介
・E-3 / ZD14-54mm + 旧ZD50-200mm (本格実用品格安セット)
・E-620 / ZD14-42mm (小さくても高性能セット)
・E-420 / ZD25mm (とにかく軽量一眼レフセット~いつでも鞄の中に)
・E-300 / ZD9-18mm (オリンパスブルーセット)
F.ZUIKOはアダプターをつけているので背は高くなるがアダプターを除いても、ZUIKO DIGITAL 25mmはそれ以上に薄い。
ZUIKO DIGITAL 25mmは、F.ZUIKOのような金属鏡筒でもなく、プラスチック感むき出しの安っぽいレンズだ。絞りリングはなく、存在するのはフォーカスリングのみ。しかも、電子フォーカス。
質感は完全にF.ZUIKOに完敗。
しかし、圧倒的に軽い。こんなに軽いのになぜか金属マウントを採用している。プラスチックマウントにすればもっと軽くできるのに。
軽いよ~小さいよ~というのは飽きるほど聞いていたし、実物も使ったことはある。
しかし、改めてE-5につけてみるとその大きさのギャップに驚いてしまう。
というわけで、新しいオモチャがやってきた。
やっぱり気になってしまう点は、純正のレンズキャップに、使い勝手の悪いねじ込み式を採用していること(キャップの代わりにフィルター付きの中古を買ったのだが)。
こんな安っぽいオモチャみたいなレンズに、なぜパンケーキらしい遊び心を追求したレンズキャップをつけるのか。
43mmのワンタッチ式のレンズキャップ探すか・・・。
写りはこんな感じ。
言われるほど悪くないね(まぁ、みんなZUIKO DIGITALの品質基準でレビューするからなぁ)。
これで、1万円ぽっきりなら非常にお買い得値。
焦点距離25mm、換算50mm、フィルムでは標準的な画角だが、うーん、慣れない画角だ~。
慣れてしまえば、大丈夫かな・・・。
うっすら埃が積もっているけど、下手に模型には触れない・・・。
EVOLT E-300 ― 2013年02月28日 23時13分42秒
EVOLTと言ってもPanasonicのアルカリ乾電池ではない。
EVOLTというのはオリンパスが海外で展開していたブランドのようだ。
要するに、オリンパスのE-300である。
何でこんなモノを買っちまったかというと・・・
最近のカメラのトレンドは、フルサイズ、ローパスレス、超高感度と連写速度向上・・・
撮影の成功率と解像感を追求し写真を撮る道具としての道を究めようとしている。
しかし、既にオリンパスのE-5という撮影する道具として極めて優秀なカメラが存在する。
よほどの技術的なブレイクスルーや画期的な機能でもない限り、同じ路線のカメラには惹かれることはない。
E-5に対して性能面と機能面で大きな差をつけられたE-1は出番が減ってしまい、今は一時的に手元を離れ貸し出し中である。
やっぱりカメラは色だ・・・
色に関しては、オリンパスが一番良い色だと思う。
オリンパス独特のいわゆる"オリンパスブルー"である。
オリンパスブルーと呼ばれているが、その特長は青色に限られたものではない。
透明感と鮮やかな色、一際深く発色する青。
それらが破綻せず自然に見えるギリギリのバランスでチューニングされている。
最も忠実に記憶色を再現していると感じる色だ。
E-5もオリンパスブルーを受け継いでいる。しかし、E-1はそのE-5を超える色を出す。
なぜ、E-5はE-1の色を超えられないのか?
その答えは、おそらく撮像素子。
E-5はLiveMOSというパナソニック製のセンサーを使っているが、E-1はKodak製のフルフレームCCDセンサーを採用している。
このKodakセンサーの色は、特に"コダックブルー"とも呼ばれ高い評価を得ている色なのだ。
ということで、オリンパスに絞る。
E-1以外には、E-300/E-500/E-400の3機種がコダックセンサーを搭載。
しかし、E-400は海外専用機で国内では入手困難で、Kodak製でもフルフレームセンサーではないためコダックブルーが弱いと言うことで除外。
残るはE-300とE-500。2台とも同じ800万画素のKodakフルフレームCCDである。
両機の違いは、フォルムと重さ。E-300は独特の箱型で、E-500は小型軽量。
パンケーキレンズをつけて気軽に持ち歩きたいという気持ちもありE-500も悪くないが、どうせ使うならフォーサーズ独特の形状のE-300を使ってみたいと思った。
そうして、中古を探し回る。
タイミングが悪くてなかなか良さそうな物が出てこないが、一件中古の在庫を販売しているお店を発見。
しかも、海外仕様のEVOLT E-300だという。
面白そうなので、即決した。安いし。
で、届いたのがこちら。
しかも、海外専用EVOLT。
E-300のロゴの下に、ブルーのフォントでEVOLTと入っている。
アイピースがマグニファイヤーに変わっていてちょっとお得。おかげで意外と見やすい。
落としてなくさないように青い輪ゴムで留める(近所のスーパーでパックを留めるのに使われている青い輪ゴムはオリンパスにピッタリ)。
海外モデルだから充電器が海外プラグになっているが、変換アダプターが付属し日本でも使えるようだ。
取説は、2冊。英語じゃないな?ドイツ語か?何語?
ま、中古だから細かいことはキニシナイ。
パンケーキレンズをつけると、そこそこ小さい。
さすがに、マイクロフォーサーズやE-400系には敵わないが。
持ち歩き用のカメラは、スマホのカメラの大幅進化に期待しているよ。
質感はチープ。C-3040みたいな感じ。でも、形が独特だからいいんです。
1.8"液晶が時代を感じさせる。液晶なんて飾りです。
プロ仕様と言われ耐久性を重視したE-1のシャッター耐久回数が、15万回って言われてるんだけど。
めっちゃ酷使されている・・・orz
しかも、三脚穴ねじ切れてるじゃん・・・orz
というか、本当に20万回もシャッター切ったのかなぁ?
傷も少ないし、グリップもべたついてないし、それなりに綺麗だよ。
バグか何かで回数表示が狂ってしまったんじゃないかな。
三脚穴の方は、ちょっと困るかな。
けど、望遠レンズはレンズの三脚座使えばいいし、マクロや接写はE-5がいるし、どうしても直したかったらジャンク品買ってきて部品取りすればオッケーということにしよう。
ヨーロッパの地で、大切に使ってくれた人がいたということだからね。
細かいことはキニシナイ。
気に入ってますから、この新しいオモチャ。
ちょっと不安だった8GBのコンパクトフラッシュ(ハギワラ ZII)も認識したし。
ということで、E-300のオリンパスブルーに期待したい。
しかし、なぜか冬のこの時期は、カメラ関係の出費が出るね、毎年。
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