HGUC ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード)Ver.GFT ― 2014年01月05日 21時35分46秒
フェニックスをイメージした全身金色のユニコーンガンダムの3号機である。
<http://skyline.asablo.jp/blog/2013/10/26/7024155>
『もう\1,000アップしてもいいから、金メッキにして欲しかったな・・・。』と記事に書いたあと、金メッキ版が発売された・・・。
「HGUC ユニコーンガンダム3号機フェネクス(デストロイモード)Ver.GFT(リミテッドゴールドコーティング)」という非常に長い名前で、お台場限定販売のフェネクス(以下、通常版)のさらに限定版の金メッキ仕様という複雑な位置づけ。
お値段は通常版2,500円で、金メッキバージョンが5,000円という強気なプライス。
しかし、それでも金メッキバージョンの方がいいと思う。
なぜなら。
酷いウェルドラインが縦横無尽に走っている。
このまま組むと間違いなく、ウェルドラインの模様でディテールが失われる。
そのまま組むと金色とかけ離れた細部のよくわからない黄色のユニコーンガンダムになる。
ガンダムフロント東京には無塗装の作例が飾ってあったと思うが、見た人は分かるだろう、あの酷さ。ブルーのサイコフレームが透けてなんとも言えない微妙な仕上がりになっている。
これをこのまま無塗装で仕上げる勇気はない。つまり、全塗装が必須。
組み立て説明書の写真も当然ゴールドに塗装してある。
これが、通常版を買わずメッキ版を買った方がいい理由。
素人が息抜きに簡単に作れるシロモノじゃないのだよ。
まぁ分かってはいたが、お台場限定という言葉に惹かれてなんとも大変なものを買ってしまったよ。
ということで買ってから箱のまま積まれていたフェネクスだが、ちょっと作ってみることにした。
リミテッドゴールドコーティング版が発売され通常版の存在価値が薄くなってしまったし、さらに2月に1/100MGフェネクスが発売されますます存在価値が薄れてしまう。
あとは、ユニコーン展で増えたユニコーンもあってユニコーンを何体も積んでおけない。
いろいろ理由が重なって、いつ作るの?今でしょという感じだ。
今まで一番塗装したのが、HGUCエコプラRX-78を改造したプロトタイプガンダム(http://skyline.asablo.jp/blog/2013/01/29/6705949)だったが、これはそれ以上に塗装範囲が多く、はっきり言って全塗装だ。
しかも、ゴールドの発色を良くするために一度ブラックで下地を作るという気合の入れよう。
ブルーのサイコフレームのせいで組み上げてから塗装することもできず、パーツひとつひとつ塗装した。塗装初心者にとってはかなり面倒だった。
タミヤの500円の缶スプレー、黒1本と金2本を使ったので、合計1,500円。キットの値段と合わせて4,000円でこの仕上がり。メッキ買うより安くできたのが何よりも素敵。
結構綺麗なゴールドが出せたので、墨入れせず。アームドアーマーDE等の部分塗装は省略して全部ゴールド。
あえて言うと、お仏壇に似合うよ、こいつ。
こんなに仏壇に映えるモビルスーツは他にはない。
しかも、ちょうど良い大きさと密度感で、なんかそれっぽい。
ユニコーンガンダム2号機のバンシィも光沢ブラックとゴールドで作ったら仏壇に似合うだろうな・・・。
(罰が当たるかも知れないので仏壇に飾ってはいけません。)
どうにかならんのか。
個人的にはユニコーンガンダムはデストロイモードに変身してサイコフレームがむき出しになると、なぜか性能が向上するという設定が理解不能で好きじゃないんだな。わざわざ変身なんかせずに最初からデストロイモードでいいじゃん。
アームドアーマーDEというのは推進力になるし、シールドにもなるとか。
バンシィノルンのデストロイモードが発売される前に、とりあえず作っておきたかった。
アームドアーマーDEにはポリキャップを仕込む場所があるので、ポリキャップを入れて組み立てれば、写真のように腕に取り付けることができる。
組み立て説明書には書かれていないが。
2枚のアームドアーマーDEにポリキャップを仕込むにはフェネクスのキットではポリキャップがひとつ足りないが、ユニコーンガンダム1号機では余っているパーツなのでそれを使っている。シールド取り付け部品も他のユニコーンガンダムから拝借すれば、両腕にアームドアーマーDEを取り付けることが可能。
ついでに言えば、このキットにはビームサーベルの刃も付いていない。
たぶんHGUCという縛りでランナーの数が決まっているからだと思うけど。
ビームサーベルの刃はユニコーンモードのユニコーンガンダムから取ってくればいいわけだが、ユニコーンガンダム何体も揃えてくださいって意図が気に入らないなぁ。
ユニコーンなんて、1号機2号機3号機、ただの色変えのカラーバリエーションキットなんだから、全部の武器やサーベル付けた完全版でも出せばいいのにねぇ。
体硬くてなかなか動けません。
足首とか膝とか最近のHGUCにしては全然動かない。
羽根もボールジョイントじゃないので、シールドや腕にがんがん干渉する。
ま、ユニコーンは立体化をあまり意識してないよなー。
今回、フェネクスをほぼ全塗装で作ってみたけど、ゴールド塗装結構楽しかった。
機会があれば、また金色の何か作りたい。
百式かスモーくらいしかないけど。
コメント
_ ごり ― 2014年07月27日 22時31分44秒
_ YoJu. ― 2014年07月28日 23時27分54秒
ユニコーンはあの大掛かりな変身に説得力が足りないと感じます。アニメ、まだ見てないんですが。
その説得力を自分で補完しつつ楽しむのがプラモデルの醍醐味ってもんですかね。
_ 名無し ― 2015年03月22日 23時01分07秒
_ YoJu. ― 2015年03月23日 00時15分02秒
この作例は下地に黒を吹いてあるので、硬いものでコスったりしなければ剥がれないと思います(なので、自分のは塗装は剥がれていません、今のところ)。
_ 名無し ― 2015年03月23日 09時41分02秒
スプレー塗装は比較的はがれやすいと聞いていたので心配でした。。。
この方法を試してみようと思います!
_ 名無し ― 2015年03月23日 09時49分14秒
バンシィのパーツを使ってさっそくつけました(*^▽^*)
情報ありがとです!!
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剥き出しの理由は知りませんが