HG TB版フルアーマーガンダム Ver.GFT2017年02月22日 22時07分09秒

正式名称は、「HG 1/144 フルアーマー・ガンダム (GUNDAM THUNDERBOLT Ver.) Ver.GFT LIMITED METALLIC COLOR」。長い。
営業終了まであとわずかとなったガンダムフロント東京の限定品。このガンダムは成型色の違いで、ホワイトの通常版、水色のアニメ版があるが、これはアニメ版がベースになっていて、
アニメ版の成型色がメタリック系変更され、他には箱に取説がお台場専用品となっている。ガンダムにオプションが多少付いたくらいのキットなのに、価格は定価3,000円(税込)で割高だが、限定品なので購入した。

メタリックの成型色を活かすため、サクッとパチ組みして完成だ。
最近、Z系の可変MSばかり作ってて疲れたので、楽に作れるこいつをチョイスしたわけよ。

HG 1/144 フルアーマー・ガンダム (GUNDAM THUNDERBOLT Ver.) Ver.GFT LIMITED METALLIC COLOR

4枚もあるシールドと巨大なバックパックが目を引く。

武装品が多いので、パーツは多目。普通に作ると合わせ目消しにも苦労しそうだ。
色分けも少し足りなく、シールに頼る部分が目立つ。
しかし、対象年齢15歳に引き上げられているため、HGUCと比べてエッジがシャープで細部のモールドもしっかり入っている。
HGUCもこのくらいのクオリティでやって欲しい。


HG 1/144 フルアーマー・ガンダム (GUNDAM THUNDERBOLT Ver.) Ver.GFT LIMITED METALLIC COLOR

小さな1/144ガンダムにぎゅぅぅぅっと情報量を詰め込んで、これでもかと武器をてんこ盛りに載せたこの緻密感はたまらない。
フクラハギやスネ、バックパックサイドの小バーニアはさすがにシールではどうかと思ったので、塗装。

このキットの取説の写真は珍しいことに無塗装で通している。
メタリック成型色はゲート跡が目立つんだが、しかし、その取説は全然ゲート跡がわからない!
バンダイの工作スキル恐るべし。


HG 1/144 フルアーマー・ガンダム (GUNDAM THUNDERBOLT Ver.) Ver.GFT LIMITED METALLIC COLOR

カメラアイはグリーンのテープに変更。
ゴム風の古臭い関節は目立たないようにジャーマングレーで塗装した。
サンダーボルト版なんか、そのまま作ってやるもんか、というささやかな抵抗だ。


キットの出来は素晴らしい。
しかし、気に入らないのは、その名前。
「フルアーマーガンダム」

フルアーマーガンダムってのは、昔からガンダム・フルアーマータイプ、
緑色のこれのことなんだよ。

1/144 ガンダム・フルアーマータイプ

この緑のガンダムがHG化されてないのに、なんでサンダーボルト版が先にキット化されるんだよ。サンダーボルト版の名前が、フルアーマー計画の試作機「サンダーボルトガンダム」だったら、怒りなんてこれっぽっちも感じないのに。

あとゴム関節とアームシールドもどうかと思うのよ。
そもそも、デブリ対策としての効果はないと思うし、シールドという重量物を支えるアームなんて慣性の法則で絶対に折れる。
これ以降の時代のガンダムシリーズと共通性がなく、宇宙世紀としての一貫性が薄いし。


しかし、いろいろ文句を言っても、対象年齢15歳以上のHGというバンダイの本気がここにあるんだよな。GFT版は2016だが、通常版の発売は2013年末。スターウォーズに設計者引き抜かれる前でタイミング的にも恵まれている。(最近のHGUC放置プレイ状態&スターウォーズへの力の入れ具合からの勝手な想像だが・・・)

フルアーマーガンダムじゃない、カッコイイとは思はない、だが、良いガンプラだ・・・。

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