ZUIKO DIGITAL 25mm F2.82013年02月27日 20時55分53秒

ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8を買わない理由
-開放が甘い(絞ればそれなりにシャープ)
-歪曲が多い
-色収差が多い
(すべての項目の先頭に”ZUIKO DIGITALとしては"と注釈が必要。ZUIKO DIGITALレンズは光学的に高性能なレンズが多い。)

そして、割高感
-定価 税込み \49,875-

さらに付け加えると、もっと高画質なZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDがカバーする画角である。

だから、このレンズを買う価値を見出せない。

ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8

でも、買っちまったい。

まさか、このレンズを買うとは。


ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8を買ってしまった理由
-E-5+12-60SWDが優等生すぎて物足りない(という本末転倒)
-他のSTDレンズと比べて、F2.8と言う比較的明るいF値で実用的
-軽いレンズで気軽に持ち歩きたい(E-5だけど)

そう。
ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8は、いわゆるパンケーキレンズである。
・薄さ、わずか23.5mm
・重量、たったの95グラム
圧倒的に小型軽量。

そして、昨今のマイクロフォーサーズブームで、中古価格1万円台前半で放出されていることが多くなり、値段も許容できるようになってきた。
(マイクロフォーサーズでは、ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8も使用可能だがアダプターをつけることになり、小型軽量という特徴は大きく損なわれるため放出が多いのではないかという想像)

ところで、どうよ?パンケーキ25mm単焦点。
カルソニックをパンケーキライクに薄いOM F.ZUIKO 50mm単焦点で撮ってみたところ、案外面白いかもしんない。

というわけで、一万円ぽっきりで購入。
たぶん最安級。


しかし、ここのところフォーサーズの中古がめちゃくちゃ安くなっていて、ちょっとびっくり。
今、中古フォーサーズが熱い!
フォーサーズデビューをするなら今だ!!

というわけで、お勧めの組み合わせを紹介
・E-3 / ZD14-54mm + 旧ZD50-200mm (本格実用品格安セット)
・E-620 / ZD14-42mm (小さくても高性能セット)
・E-420 / ZD25mm (とにかく軽量一眼レフセット~いつでも鞄の中に)
・E-300 / ZD9-18mm  (オリンパスブルーセット)

ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8
で、F.ZUIKO 50mm F1.8と並べる。

F.ZUIKOはアダプターをつけているので背は高くなるがアダプターを除いても、ZUIKO DIGITAL 25mmはそれ以上に薄い。
ZUIKO DIGITAL 25mmは、F.ZUIKOのような金属鏡筒でもなく、プラスチック感むき出しの安っぽいレンズだ。絞りリングはなく、存在するのはフォーカスリングのみ。しかも、電子フォーカス。
質感は完全にF.ZUIKOに完敗。
しかし、圧倒的に軽い。こんなに軽いのになぜか金属マウントを採用している。プラスチックマウントにすればもっと軽くできるのに。
この小型軽量さはすごい。

軽いよ~小さいよ~というのは飽きるほど聞いていたし、実物も使ったことはある。
しかし、改めてE-5につけてみるとその大きさのギャップに驚いてしまう。

というわけで、新しいオモチャがやってきた。


やっぱり気になってしまう点は、純正のレンズキャップに、使い勝手の悪いねじ込み式を採用していること(キャップの代わりにフィルター付きの中古を買ったのだが)。
こんな安っぽいオモチャみたいなレンズに、なぜパンケーキらしい遊び心を追求したレンズキャップをつけるのか。
43mmのワンタッチ式のレンズキャップ探すか・・・。

ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8

写りはこんな感じ。
言われるほど悪くないね(まぁ、みんなZUIKO DIGITALの品質基準でレビューするからなぁ)。
これで、1万円ぽっきりなら非常にお買い得値。
焦点距離25mm、換算50mm、フィルムでは標準的な画角だが、うーん、慣れない画角だ~。
慣れてしまえば、大丈夫かな・・・。

うっすら埃が積もっているけど、下手に模型には触れない・・・。