キットには飛行試験1号機と2号機用のデカールが付属するので、どちらかを選んで完成させることになるが、やはり写真でよく見た1号機を作りたい。
1号機は機体上部がグレーで塗り分けられているのでそこを塗り分けるのが一つの大きなハードルだ。
デカールをカラリオプリンターでカラーコピー。カッティングシートに貼ったマスキングテープにデカールのコピーを重ねてマスキングテープを切り抜く。カッティングシートからマスキングテープを剥がして、写真や説明書の図と何度も見比べながら、ホワイトで塗った機体にマスキングしていく・・・これで大丈夫かな?
試し吹きもせずにいきなりニュートラルグレー・・・濃いね、濃すぎるね。あと手持ちのグレーは・・・サフェイサーか・・・。まだ濃いけどこれでいいや。初めての旅客機プラモだし、完成させることが大切だ。
そして、難関のデカール!マークソフターもマークセッターもないや。
グレーの塗り分けがちゃんとできているのか不安なので、サクッと貼ってみよう。
失敗したら、2号機にすればいいんだし!
・・・とりあえず貼れたっぽいけど、機体の後部はちょっと破れちゃったし、空気も入ってるな・・・。クリアー何層も吹いて研ぎだせばいいんじゃないの?黒いところはミッドナイトブルーで誤魔化せばいいでしょ。
という感じでデカールを全部貼ってクリアーでコーティング。
エンジンを組み立てて塗装デカールを済ませて、本体が乾燥した頃に1000番で水研ぎ。
次はシルバーの塗装。
まずは主翼のシルバーを塗り分けようとマスキング・・・!!
あ!デカールがクリアー層ごと、マスキングテープに持ってかれた!
主翼裏のデカール「JA21MJ」の一部が破損しちまったい。
でも、2号機のデカール余ってるな「JA22MJ」か・・・。これを切って貼ればリカバーできそうだ。破損したデカールがここでよかった。
ということで、何とかリカバーしたが、もうマスキングはしない。普通はマスキングテープの粘着力を弱めてやるのかな?それともマークセッターやクリアーでもっと強力に固定してマスキングするんだろうか?
シルバーはすべて筆塗りだが、モールドの入っていないところをフリーハンドで塗装。
モールドを彫ってから塗るのが正しいやり方なんだろうか。
シルバーの後は、翼のクリアブルー、クリアレッドを塗って、とりあえず本体塗装は完了。
タイヤを出している駐機状態を作りたいので紛失や破損のリスクと戦いながら細かいパーツを作る。ガンプラではありえないほど細かいパーツ。
もし失敗したら、タイヤを格納した飛行状態を作ればいいんだ。
パーツが細かいのでいろいろ妥協しつつ、とりあえず完成。
ファインモールド 1/200 MRJ90 飛行試験機1号機
駐機状態というか、飛び立った直後のイメージ。
着陸直前の状態とも読み取れる。
1/200という小スケールでパーツも少なく意外と簡単にいけるかも?と思ったが、慣れないデカール貼りや塗装はやはり難しかった。
飛行機模型を作るのが初めてだったので、失敗や妥協、いろいろ反省点はあるものの、何とか1号機の駐機状態として狙った仕様で完成してよかった。
MRJは荷物室を機体後方に持つため、独特の長い胴体で美しい形状になっている。
ヒコーキオタクじゃないのでよくわからないがトゲが背中やお腹にいっぱいある。それぞれのトゲに機能や目的があるんだろうなと興味がわく。垂直水平尾翼の赤いマークはなんだろうか。
普段作ってるガンダムとは違うモノを作るのが新鮮で楽しい作業だった。
国産リージョナルジェット。
松本空港にも来て欲しい。
後ろから。
右側の後方だけにあるドアのラインは、荷物用のドアだろうか。
認証手続きや配線見直しなど量産に向けてまだ時間はかかりそうな状態だが、少しでも早く飛べる日が来ることを祈っている。がんばれ三菱航空。
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