2014 ― 2014年01月03日 21時25分54秒
名古屋のパルコでやっていた機動戦士ガンダムUC展に行ってきた。
ユニコーンのepsode1~6を振り返る企画ということだが、地上波で放送してくれないからユニコーンガンダムは全然知らんがね。登場するモビルスーツはガンプラとして知ってはいるけれど。
ユニコーンの話は知らなくても、プラモや設定画の展示は楽しめた。プロモデラーのスクラッチビルドなんて普段お目にかかれないし。ガンダムExpoとかダイバーシティの展示プラモとか、合わせ目さえ消してない酷いプラモの展示が多いからね~。
入場料は300円。気軽に入れる値段だ。
上は、ガンプラExpoで販売されたユニコーンガンダムデストロイモードのグリーンフレームバージョン。通常版のクリアーレッドのサイコフレームが限定版ではクリアーグリーンになっているだけ。通常版ではクリアーレッドのサイコフレームから透けて見えてしまうため、わざわざ赤で作られていたポリキャップだが、このキットでは平凡なグレー。そもそも通常版の赤のサイコフレームの方がカッコイイじゃないかと思うわけだが、限定版という言葉に負けて定価で買って来た。
下は、ユニコーンガンダム2号機バンシィノルンユニコーンモードのチタニウムフィニッシュバージョン。結構お高いので迷ったが限定版だったから、つい。これがデストロイモードだったら迷わず即買いだったんだけどなー。しかし、お台場フェネクス、ユニコーングリーンフレームがデストロイモードだったので、ユニコーンモードも悪くないかな。個人的にはバンシィの黒の外装にイエローのフレームという色使いは好きじゃないし。
他にもお台場限定版のプラモもいっぱい売っていて、わざわざ10月にお台場に買いに行った意味がないじゃん・・・。そういえば、金メッキ仕様のリミテッドゴールドコーティングフェネクスは売ってなかったな。通常のお台場限定版のフェネクスは外装がゴールドというよりイエローパールのクリアーパーツでウェルドライン酷すぎて困るんで、最初からゴールドメッキ版だけ売ってくれればいいのに・・・。
ということで、ユニコーンガンダムが3体揃ったわけで、今年もぼちぼちガンプラ作るかー。
ガンプラはどんな自由な発想で作ってもいいらしいが。
ONKYO SE-150PCI ― 2014年01月04日 21時12分09秒
我がPCのマザーボードASUS P5K Proにはオンボードサウンドがあるのだが、Gateway2000ミドルタワーのバックパネルで封印されているじゃないか・・・。
代わりを求めて、年末名古屋の大須で急遽サウンドカードを探す旅に出た。
必須条件は、Windows7 64bitで動くこと。
スピーカーのONKYO GX-D90と光デジタルで接続できること(GX-D90のアナログ端子はサブマシンが繋がっていて、PS3の光デジタル接続と繋ぎ替えて使っている)。
できれば、光デジタル入力があること。PS3の光出力をサウンドカードのDigitalINに繋ぎ、そのままパススルーでDidigtalOutから出力してスピーカーに入力することで、PS3とパソコンのスピーカーケーブルの接続を刺しなおさなくて済むので。
今後長く使って行きたいので、できれば古いPCIではなく新しいPCI-Expressであること。
予算は数千円程度。条件に合うもので品質がいいものがあれば最大1万円というところだ。
条件を満たすのサウンドカードを探してみると、まずCreativeのRecon3Dがドンピシャ。Creativeはサウンドカードの老舗でどちらかというとゲーム向けのサラウンド重視という傾向。相性問題あって癖が強いという昔のイメージがあるので個人的な印象はあまりよくない。
同じくCreativeのSound Blaster X-Fi Xtreme Audio SB-XFI-XAPEというのがあり、これも条件を完全に満たす。しかも、Recon3Dより圧倒的に安い。どうせ光デジタル接続するんだからRecon3Dと音質なんて変わらないだろうから安い方を選びたい。
あとは玄人志向のCMI8768-8CHPCIeか。C-Mediaのチップを使っていて、個人的な先入観で、C-Mediaの音質はオンボード並だと思っている。いくら古いと言ってもYAMAHAのカードの代わりにこいつを買うには抵抗がある。
PCI-ExpressやDidigtalINの条件を外すと、ASUSやXonarやONKYOのSE-90PCIが該当してくる。スピーカーとのマッチングを考えたらONKYO SE-90PCIがいいかもしれないが、ちょっとお値段高めだな。
ま、大須に行けば何かあるだろと、大須の商店街に繰り出す。
久しぶりに来た大須のPCショップだが、世の中はサウンドはオンボードの時代になっておりサウンドカードを置いている店が少ない。
が、それでもいろいろ回って、Recon3D、C-Media、Xonar、SE-90PCIを発見。SB-XFI-XAPEは見つけられなかったが。ちと高いがRecon3Dを買うか、SE-90PCIでも買ってみるか・・・と諦めかけていたとき、じゃんぱらで見つけてしまった。
石油コンビナートを。
SE-150PCIはONKYOから10年ほど前に発売されたサウンドカード。
その後継のSE-200PCIでさえ既に製造完了しているほど古い製品だ。
音質にこだわった回路設計で、当時1万円代半ばのプライスだったと記憶している。
中古品ではあるが、ONKYOというブランドに惹かれて購入。
すごい数のコンデンサーだ。
早速増設して、音の再生を確認。
どうせ音の違いなんて素人にはわからんだろうと思っていたが、聞いてびっくり、音違うじゃん!!
YAMAHAだって全然悪くない音だと思っていたが、はっきりとクリアーになってる、すごいよ、ONKYO。こういうのって無音に近い静音PCで、CDからクラシックを再生して、やっと分かったような気がするとかいうそういうレベルだと思っていたよ。オーバークロックしてるし、ファンがぶんぶん回ってるし、ソースもMP3だし、坂本真綾だし、それでもこんなに違うものかとちょっとびっくりだ。芸能人格付けチェックの何億円もする楽器の良さが分からん素人だが、これの良さは体感できた。
PS3からのDigitalINも無事に再生できて満足。良い買い物をした。
これも中古品。ツクモの中古パーツ売り場に、偶然にもメインPCで常用しているのとまったく同じTranscend製のメモリーが並んでいた。他にDDR2 2GBメモリーの中古品はなかったのでなんという偶然か。
OSをWindows7 64bitにしたので、メモリーも8GBに増やしたいと思っていたところだったのでちょうどよかった。メモリ4本刺しはオーバークロック失敗の原因となることが多いが、同一ブランドのOCメモリならクロックを維持できるだろうと購入した。
こいつも早速増設。無事合計8GBを認識して、問題なくオーバークロック状態で動いている。PC内がみっちり詰まった感が半端ない。
steelseriesのKINZU V2 PRO EDITION。
とにかく軽いということとサイズ的に日本人の手に合う大きさなので。
ゲーミングマウスの入門用らしいが、ゲームしないんで2ボタンとホイールさえあればいいのよ。
HGUC ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード)Ver.GFT ― 2014年01月05日 21時35分46秒
フェニックスをイメージした全身金色のユニコーンガンダムの3号機である。
<http://skyline.asablo.jp/blog/2013/10/26/7024155>
『もう\1,000アップしてもいいから、金メッキにして欲しかったな・・・。』と記事に書いたあと、金メッキ版が発売された・・・。
「HGUC ユニコーンガンダム3号機フェネクス(デストロイモード)Ver.GFT(リミテッドゴールドコーティング)」という非常に長い名前で、お台場限定販売のフェネクス(以下、通常版)のさらに限定版の金メッキ仕様という複雑な位置づけ。
お値段は通常版2,500円で、金メッキバージョンが5,000円という強気なプライス。
しかし、それでも金メッキバージョンの方がいいと思う。
なぜなら。
酷いウェルドラインが縦横無尽に走っている。
このまま組むと間違いなく、ウェルドラインの模様でディテールが失われる。
そのまま組むと金色とかけ離れた細部のよくわからない黄色のユニコーンガンダムになる。
ガンダムフロント東京には無塗装の作例が飾ってあったと思うが、見た人は分かるだろう、あの酷さ。ブルーのサイコフレームが透けてなんとも言えない微妙な仕上がりになっている。
これをこのまま無塗装で仕上げる勇気はない。つまり、全塗装が必須。
組み立て説明書の写真も当然ゴールドに塗装してある。
これが、通常版を買わずメッキ版を買った方がいい理由。
素人が息抜きに簡単に作れるシロモノじゃないのだよ。
まぁ分かってはいたが、お台場限定という言葉に惹かれてなんとも大変なものを買ってしまったよ。
ということで買ってから箱のまま積まれていたフェネクスだが、ちょっと作ってみることにした。
リミテッドゴールドコーティング版が発売され通常版の存在価値が薄くなってしまったし、さらに2月に1/100MGフェネクスが発売されますます存在価値が薄れてしまう。
あとは、ユニコーン展で増えたユニコーンもあってユニコーンを何体も積んでおけない。
いろいろ理由が重なって、いつ作るの?今でしょという感じだ。
今まで一番塗装したのが、HGUCエコプラRX-78を改造したプロトタイプガンダム(http://skyline.asablo.jp/blog/2013/01/29/6705949)だったが、これはそれ以上に塗装範囲が多く、はっきり言って全塗装だ。
しかも、ゴールドの発色を良くするために一度ブラックで下地を作るという気合の入れよう。
ブルーのサイコフレームのせいで組み上げてから塗装することもできず、パーツひとつひとつ塗装した。塗装初心者にとってはかなり面倒だった。
タミヤの500円の缶スプレー、黒1本と金2本を使ったので、合計1,500円。キットの値段と合わせて4,000円でこの仕上がり。メッキ買うより安くできたのが何よりも素敵。
結構綺麗なゴールドが出せたので、墨入れせず。アームドアーマーDE等の部分塗装は省略して全部ゴールド。
あえて言うと、お仏壇に似合うよ、こいつ。
こんなに仏壇に映えるモビルスーツは他にはない。
しかも、ちょうど良い大きさと密度感で、なんかそれっぽい。
ユニコーンガンダム2号機のバンシィも光沢ブラックとゴールドで作ったら仏壇に似合うだろうな・・・。
(罰が当たるかも知れないので仏壇に飾ってはいけません。)
どうにかならんのか。
個人的にはユニコーンガンダムはデストロイモードに変身してサイコフレームがむき出しになると、なぜか性能が向上するという設定が理解不能で好きじゃないんだな。わざわざ変身なんかせずに最初からデストロイモードでいいじゃん。
アームドアーマーDEというのは推進力になるし、シールドにもなるとか。
バンシィノルンのデストロイモードが発売される前に、とりあえず作っておきたかった。
アームドアーマーDEにはポリキャップを仕込む場所があるので、ポリキャップを入れて組み立てれば、写真のように腕に取り付けることができる。
組み立て説明書には書かれていないが。
2枚のアームドアーマーDEにポリキャップを仕込むにはフェネクスのキットではポリキャップがひとつ足りないが、ユニコーンガンダム1号機では余っているパーツなのでそれを使っている。シールド取り付け部品も他のユニコーンガンダムから拝借すれば、両腕にアームドアーマーDEを取り付けることが可能。
ついでに言えば、このキットにはビームサーベルの刃も付いていない。
たぶんHGUCという縛りでランナーの数が決まっているからだと思うけど。
ビームサーベルの刃はユニコーンモードのユニコーンガンダムから取ってくればいいわけだが、ユニコーンガンダム何体も揃えてくださいって意図が気に入らないなぁ。
ユニコーンなんて、1号機2号機3号機、ただの色変えのカラーバリエーションキットなんだから、全部の武器やサーベル付けた完全版でも出せばいいのにねぇ。
体硬くてなかなか動けません。
足首とか膝とか最近のHGUCにしては全然動かない。
羽根もボールジョイントじゃないので、シールドや腕にがんがん干渉する。
ま、ユニコーンは立体化をあまり意識してないよなー。
今回、フェネクスをほぼ全塗装で作ってみたけど、ゴールド塗装結構楽しかった。
機会があれば、また金色の何か作りたい。
百式かスモーくらいしかないけど。
HGUCユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン (ユニコーンモード)チタニウムフィニッシュVer. ― 2014年01月06日 23時04分11秒
チタニウムフィニッシュVer.ということで、要するにメッキ処理されているため、継ぎ目消しやゲート処理をせず、適当に組んでしまって問題ないキットだ。
3,800円もしよるのに、ゲート処理、継ぎ目消し、部分塗装、墨入れ・・・、何もせずに作ってしまっていいのだろうかと、矛盾を感じつつ、サクサクっと完成。
この金色でユニコーンガンダム3号機のフェネクスを作ってくれたらいいのに。
ボディのダークブルーの質感もいい。
チタニウムフィニッシュVer.なので、シルバーメッキされたパーツの上から、クリアーのダークブルーの塗装が重ねられている。
パーツのエッジやスジ彫り部分などクリアーブルーの塗料が乗りにくいので、微妙なグラデーションとなって、立体感が際立っている。
さすが、3,800円だ。
限定品じゃなかったら買わなかっただろう。
チタニウムフィニッシュだが、メッキでパーツが太って組みにくいということもなかった。
ユニコーンモードはデストロイモードと違ってサイコフレームの露出が一切ないので、作るのがすごく簡単だった。
右手の武器も新規のリボルビングランチャー付きのビームマグナム。普通のビームマグナムの方がスマートでカッコいいじゃん。というか、通常のバンシィの武器アームドアーマーBSの方が強そうな外見なので、これを付属して欲しかった。
アームドアーマーXCは「バンシィ」が「バンシィ・ノルン」になったときの目玉パーツのひとつじゃないのか?
このゴールドの部分は、ツノとフェイスのランナーに追加して別パーツにできなかったの?
バンシィ・ノルンのデストロイモードは2014年5月に発売されるそうだが、さすがにデストロイモードではまともなパーツになるよね?デストロイモードでは、この状態からひっくり返って分割された展開状態になるので、新規パーツになるはずだし。
左手の平手パーツも付いていて、いいね。
デストロイモードへ流用するのに。
背中に背負うとこんな感じ。
・・・なんというか、仏像っぽい。
フェネクスに続いて、仏壇お飾り用モビルスーツだ、こいつは。
たぶんフェネクスとは宗派が異なる。
メッキでパーツが滑ってしまい、腕につけるとポロポロ取れやすい。
振動兵器だが、ガンダムの世界には珍しいタイプの武器だ。
しかし、この爪はユニコーンモードでは使用しない武器だ。先に発売されたデストロイモードでは爪が固定式だったため、可動式の爪をバンシィ・ノルンに付けてデストロイモードでお楽しみください、ということのようだ。・・・最近のバンダイの売り方、酷くないか?デストロイモード持ってる人に、ユニコーンモードも買えってことでしょ?完全にデストロイモード用の部品取りキットだよ、こいつは。
ちなみに、ユニコーンガンダム1号機のユニコーンモードの角と胸パーツが入っているので、1号機を組むことも可能だと思う。色や武器は違うけど。
バンシィ・ノルンはバンシィに対して、アームドアーマーXCとアームドアーマーDE、そしてビームマグナムが付属するだけだから、わざわざ「バンシィ・ノルン」で独立したキットを出すんじゃなくて、「バンシィ/バンシィ・ノルン」のコンパチキットでよかったんじゃないの?
ボールジョイントで動くのだが、上の爪の可動範囲は狭い。
アームドアーマーXCは完全展開できないので、雰囲気だけ展開。
HGUCユニコーンガンダム(デストロイモード)グリーンフレームVer. ― 2014年01月11日 23時51分24秒
一角獣をモチーフにしたユニコーンガンダム1号機である。これで、フェネクス、バンシィに続いて、3体目のユニコーンガンダムの完成となる。
どうにかして欲しいと思うのが、その呼称。
ユニコーンガンダム1号機は一角獣をモチーフとしているのでまったく問題ないが、2号機と3号機はそれぞれ獅子と不死鳥がモチーフなのに「ユニコーンガンダム」・・・。さらに、デストロイモードに変形する前の姿はすべて「ユニコーンモード」って・・・。2号機、3号機はユニコーンちゃうやろ。どうにかならんかったのか。
最初はフェネクスのサイコフレームがブルーなので、ブルーのフレームと組み替えてオリジナリティを出そうかと考えていたのだが、素直にグリーンフレームにした。宝塚歌劇「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラの純白ドレスと緑のリボンのマッチングが印象的で、白と緑の組み合わせってなかなか良い色だなと思って、あえてグリーンフレームにした。
足首の可動が絶望的なのが残念だ。
そして、相変わらずポージングが下手だ。
可動は広がったけど、膝がヘタり易い感じ。
不死鳥の翼と、獅子の爪を持った、一角獣。
さしずめユニコーンガンダム・ペガサスと言ったところか。ペガサスはユニコーンガンダムのモチーフとなった「貴婦人と一角獣」に登場しないが。
バンシィ・ノルンのデストロイモードで、アームドアーマーXCの展開状態のパーツが揃ったら、絶対やる人いるだろうな・・・。
Racing on ― 2014年01月13日 21時55分57秒
HGAW ガンダムX ― 2014年01月17日 23時53分06秒
ガンダムXは好きなMSだし、ネット上での評判も良かったので購入しておいたものだ。
今月MGガンダムXが出てしまうので、その前に作っておく。MGガンダムXを買う予定はないが。
最近、ガンダムビルドファイターズとやらで厨二改造されてしまいガンダムX魔王とかいう恥ずかしい名前で汚されてしまった感があるので、そのイメージを払拭しようと機動新世紀のガンダムXを作る。(ビルドファイターズを見たら面白くてハマってしまいそうな気もするが。)
ショルダーバルカンはガンダムXのイメージに合わないので要らない。
後からHGAWガンダムXディバイダーが発売されたが、なぜコンパチキットにしなかったのか。ディバイダーには右手の銃持ち手と左手平手が付いてるので、サテライトキャノンのガンダムXにも付けろよ、と思う。
OPの一場面をイメージして。
ガンダムXは、この姿が一番印象的だ。
オープニングのROMANTIC MODEが良かったし、次回予告の演出が好きだったなー。
うまく光を拾ってくれると綺麗に光って良い。
キットの色分けはかなり頑張っていると感じるが、ところどころ色が足りない。少しの部分塗装だけでかなり忠実な色分けが再現できる。
しかし、合わせ目が目立つところにある上に消しにくいのが残念。
腕の合わせ目は肘の関節パーツを挟み込んでから消さなくてはいけないし、スネのパーツの合わせ目も酷い。
ガンダムXはこんなに小さいのだ。作ってみてちょっとびっくり。
昔にモールド地獄の旧1/100ガンダムXを作ったことがあるが、こんなに小さいなんて思わなかった。
凝縮された感じで密度が高くていい。
これだけ小さいキットなので、墨入れはかなり薄め。
その代わりスラスターにきっちり黒を入れてメリハリを付けた。
昔、ガンダムXのプラモを作っていたときは膝の赤い三角マークがダサいと思っていたけど、上半身に比べて地味な下半身に彩を与えるために必要なマークなんだと感じた。
もっと動いてもよさそうなのに、あまり可動を意識してないっぽい。
足首はアンクルアーマーが可動するのに干渉しやすく接地性が悪いし、モモは前後に大きく動くがリアスカートに干渉する。サイドスカートは腹部に干渉する。膝は大きく曲がらない。
少しの改造でかなり可動範囲が広がるらしいが、無改造でも広い可動範囲を実現できるように頑張って欲しかった。
シールド状態に展開したシールドバスターライフルも付属するが、普通にシールドとして構えられるか、腕に付けられるようにして欲しかった。
バックパックはほとんどABS固定でポリキャップを使っていないし、リフレクターはプラ同士の接合を差し替える必要があるので、いつか磨り減ってヘタりそう。
HGAW ダブルエックスも欲しくなるが、オールガンダムプロジェクトってどうよ?
HGUC ジム Ver.GFT ― 2014年01月25日 20時46分28秒
Ver.GFTとしてはジムだけの単体販売はなく、シャア専用ズゴックとのセット品である。
つまり、シャアズゴックに貫かれるためのオマケなのである。
Ver.GFTだが、本体そのものはHGUCジムの成型色を変えただけのキット。それも少し明度をあげて淡い色に変わっている程度なので、これ単品を見てもVer.GFTとは気がつかないだろう。他にもズゴックにマーキングシールの追加された都合で、コクピットハッチの黒い部分のステッカーの材質変更(ホイルシール→テトロンシール)されている。せっかくシールも変わっているので、あえてコクピットハッチは塗装せずにこれを使ってやろうと思う。
ということで、ほとんど通常のジムなのでサクッと組み上げる。
接着剤をたっぷり塗って完全に乾くまで3日間くらい放置。
すべっすべに消せる。
最初から合わせ目なんて無かったんじゃないの?と惚れ惚れするほど、すべっすべだ。
足首のシリンダーの合わせ目は見なかったことにする。
シンプルな形状のジムならでは。
ピンを削って回りを細く削る。
これで首の高さが自由に変えられるので、顎や後頭部の干渉を回避できて、首の可動範囲が広がる。
別のキットのビームサーベルの刃を使えるようにする。
上のビームサーベルは塗装しないと使えないゴミだが、こいつは刃を切り飛ばして開口する。
刃と一体成型のビームサーベルでも、せめてガンダムMk-IIのように持ち手まで一体化してくれているとうれしいのだが・・・。
どうせつや消しクリアー吹くだけなので。
通常のHGUCジムは弱緑とも言われる緑色だが、これはちょっと違うので「ちょい弱緑」。
カトキ立ちしても、なんか弱そう。
切りかかるところなのか、攻め込まれてちょっとタンマという状態なのか・・・。たぶん後者。
ビームサーベルの刃はバンシィノルンから拝借。ピンク色で弱そうなところがまたジムに似合う。
共通パーツが多いように見えるが、ジムとガンダムは別の金型を使っている(CADデータは同じだと思うが)。
「ジムとは違うのだよ、ジムとは!」
昔のキットだから金型共通化という考えがなかったのか、それとも生産数の多いガンダムと共通化すると金型の痛みが進むので、あえて金型を分けたのか。
しかし、こうみるとジムのデザインはすごい。
腰周りと顔が違うだけで、こうも弱く見えるものなのか。
R32 GTSとGT-Rが少しの違いだけで全然迫力が違うという感覚に似ている。
さらにこだわりを感じるのは、ジムという名前。
「量産型ガンダム」といわずに、ジム。
形式番号もガンダムのRX-78というRXシリーズではなく、ジムシリーズのRGM-79の形式番号で、ガンダムとは違うと明確に分けられている。
明確に連邦のヤラレメカですよという主張。
土俵に立つ前から負ける宿命を負わされている、それがジム。
「戦艦の主砲並み」といわれるガンダムのビームライフルを量産できていたら、ジムはもっと強くなれたはずなのにと思わずにはいられない。
こうやって見ると、下半身の弱さがジムの弱さだったのね。
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