三脚ネジ2023年05月25日 21時02分54秒

ベルボンのハイ・カルマーニュ635を手に入れたので三脚沼もそろそろ終わり。
今日はネジの話だ。

三脚と雲台を繋ぐネジの規格は、1/4インチサイズ(UNC1/4)と3/8インチ(UNC3/8)という少し特殊なサイズが使われている。多くは1/4インチで、大型の機材を使用することを想定したものは3/8インチだ。

で、雲台と三脚を別々に買ってきて、やってしまうのがこのパターン。
雲台が3/8インチ、三脚が1/4インチのときに、3/8インチと1/4インチの変換アダプターをかませるパターンだ。ちゃんと固定されるので普通に使う分には問題なし。一度組んだらどうせ外さないから問題なし。

三脚ネジ

しかし、この変換アダプター、外そうとして苦労するときがある。
ネジがしっかり噛んでしまったり、溝を舐めてしまったり、ゴリラが外すことを考えずにバカぢからで締めこんでしまったり、外せなくなると非常にキツイ。
素直で諦めがいい人は、これ以上悪化させないようにメーカーに送りましょう。


三脚ネジ

メーカーに送りたくないので、これを用意した。
1/4インチのボルトとナットだ。
1/4インチ、またはUNC1/4。UNF1/4はネジピッチが違うのでNG。
ちょっと特別な規格なのであまり見かけないし、安くは売ってないかもしれない。
安く売ってなかったので6角穴のボルトを買ったが、力を賭けやすい6角頭のボルトの方がいいと思う。


三脚ネジ

こんな感じに雲台のネジ穴にねじ込んで、ナットを雲台側に強く締めこむ。
しっかりナットを締めこんだら、今度はボルトを緩めて外していく・・・。


三脚ネジ

そうすると、変換アダプターがボルトについて抜けてくる。
雲台側にハマっていた変換アダプターをナットで抑え込むことによってボルト側との締結力が強くなり、ボルトと一緒に抜けてくるのだ。
この状態でナットを緩めてやれば、ボルトからも外せる。

まあこのやり方で確実に外せるとは言えないが、ダメ元で試してみる価値はあるだろうか。


三脚ネジ

ちなみに逆パターン。
三脚の雄ネジ側にアダプターが噛んでしまうパターン。
これを外すためにネジのこちら側にも溝が切ってあるんだな。

しかし、これも強く噛んでしまったりするとキツイ。
この場合は、3/8インチのナットが2枚必要。しかも、厚みがあるナットだとネジにナットが2つ入らないので薄めのナットで。
外れなくなったアダプターにナットを2つ軽く噛ませたら、上側のナットが緩まないように押さえて、下側のナットを緩める形で上側のナットに向けて強くねじ込んでいく。そのまま下側のナットを緩め続けるとアダプターが抜ける・・・はずだ。
ダブルナットという原理。
ホント、ネジ発明したやつはすげーよ。



三脚ネジ

ところで、ベルボンのPHD-61に使われている3/8インチMFスクリューを外してみたわけですよ。
ネジの溝の向こうに光が見える・・・。あかんやつや。
ネジ割れてんじゃん。だからアダプターが噛んで抜けんかったんかい。

これベルボンの旧規格のMFスクリューでM12というネジサイズ。新製品は新規格でM13というサイズで1mm肉厚になってるんだよな。ネジ割れが多くて肉厚に改良されたってことが容易に想像つく。
しかも、M13の新規格はアマゾンで送料無料で買えるのに、M12の旧規格はベルボン部販から通販で送料かけて買うしかない。そもそもが専用品のネジなので高いし。


三脚ネジ

しかし、買わないわけにはいかないので、新品ネジを買いましたとも。
単品売りしてないからセットで買って、このネジ回しも付属。
念のため予備も1セット。
いや、ネジ回し要らないから、ナット単品で安く売ってくれ、定形外で送料も抑えて欲しい。

velbon high carmagne 6352023年05月17日 20時28分48秒

最近、雲台増やしたり、一脚買ったりで、三脚沼というかベルボン沼。
余った雲台があるなので、三脚がもう一つあればライティングの自由度も上がるだろうと、何か三脚買おうかと検討した結果、これ

ハイ・カルマーニュ635
ベルボン50周年、1000本限定

エル・カルマーニュ545を持っているので対極でもいいかと。
エル・カルマーニュ545はセンターポールを伸ばしてアイレベルになるやや小型の三脚。パイプは4段で携帯性も悪くはない。
ハイ・カルマーニュ635は中型三脚で脚を伸ばしただけでアイレベルになる。そして携帯性より強度を重視した3段のパイプ。
ネオカルマーニュやジオカルマーニュなどいろいろある中どうしてハイ・カルマーニュかというとハイモジュラスカーボンを採用している点。強度が高く振動の吸収が優れた素材で、50周年の記念モデルなので採用された。以降の三脚でも採用されているようだが、明確にどの三脚で使われているという情報が乏しいので、ハイ・カルマーニュを選んでおけば間違いはない。というかモデルが多すぎで、どのモデルがどういう特徴なのか、新しいのか古いのか、一見してすぐにわからん。
最近の三脚はゲーミングのようにアルマイト塗装で自己主張が強かったり、反転収納で携帯性重視だったり、センターポールレスだったり、癖が強い。質実剛健な普通の黒いカーボン三脚が欲しいのですよ。
正直言えば被写体に合わせて三脚を縮めたり伸ばしたりするので、手早く調整できるレバー式が望ましいが、ハイ・カルマーニュはナット式しかないので妥協。

velbon high carmagne 635

ということでこんな感じ。
奥 ハイ・カルマーニュ 635+PHD61
手前 エル・カルマーニュ 545+PHD51Q

欠点は石突の交換が修理対応になってしまっている点と足にメモリが書かれていない点かな、古いエル・カルマーニュでメモリが書いてあったので以降は書かれていて当たり前だと思い込んでいたんだが。限定塗装はジッツオを意識しすぎていて好き嫌いが割れそう。

当時は高かったんだろうが、時代的に古いので今の相場は安価(限定品なのでタマ数はほとんどないが)。
昨今の素材高騰で今の三脚は恐ろしく高いし、三脚の性能はほとんど陳腐化しないことを考えれば、傷んだりしてなければ、古いカーボン三脚は相当お買い得だと思うね。

たまにはE-M1 mark IIIの話でも2023年03月08日 19時32分40秒

たまにはカメラの話でも

昨年購入したE-M1 markIII
下取りキャンペーンにつられて、ホイホイと買ってしまったやつだ。
正直あんまり活用できてない。

ガンプラ撮るにはE-M1 mark2でも十分なんだよね。
ライブビューのMFでサクッとジャスピンで、モノブロックストロボとFL-900Rの2灯でバシッと行ける。

OM-D E-M1 mark III

でも、先週撮影にmark3の方を持ち出したのですよ。
いやこれめっちゃ楽になった。
何がって、望遠レンズのZD50-200SWDをつけてステージ上の人を撮ってるんだが、顔認識がもう最高。
いやちょっと待て。mark2の時も顔認識あったじゃないかと。
精度がよくなった?速度が速くなった?
そんなことはどうでもいい。
複数の人物を認識したときに、任意の人物をターゲットにできる。これね。
おいおい手前の人じゃなくて奥の人撮りたいんだよ!ってときにmark2は仕方なく顔認識OFFにしてAFターゲットでピントを合わせる必要があった。こういう状況がとてもしばしば頻繁に起きるもんだから、もう使えねー、顔認識なんてOFFよ。複数の人物から任意の人物を選ぶなんていう当たり前の機能がないんだもんmark2。カメラの設計者、自分で写真撮ってないだろって思う瞬間。
そして、mark3は当たり前の機能が付いた。ただそれだけ。それだけでもう顔認識任せ。たまに認識しないときは仕方なく顔認識OFFにしてAFターゲットで撮るけど、検出率は高いので許容できるしょう。
いやどうしてmark2のときにこの機能つけなかったよ。ホントそう思うわ。マジで神機能。もうmark2には戻れない。

ついでに雲台。
昨年、PHD-51Qを買ったわけですが、上の写真の雲台はPHD-61になってるやん。
PHD-51Qはガンプラ撮るには全く問題ないのです、コマ止め方式、最高です。ただ、ちょっとヘヴィ級のZD90-250をつけて月食を撮ろうものなら、力いっぱい締めこまないとゆるんできてカクっとおじぎしちゃうんですよ。でも、天体撮影なんてほとんどしないので、そんなことはどうでもいいんだ。
やっぱりクイックシューのレバーが左手側に来るのが気になるんだな。カメラを固定できないわけじゃないし、ブツ撮りみたいに一回固定すればいいなら問題ないんだけど。
限られた時間の中で頻繁にレンズを交換してクイックシューの着脱を繰り返すときにうーんやりにくい。
カメラを外すときにどこを持ってどう外すか、カメラを取り付けるときはどこを持ってどこを見てどう取り付けるか。シュープレートはレンズの光軸上の三脚穴に取り付けるわけだから必ずカメラ左手側に来る。カメラの重さを意識して、カメラを落とさないようにガチャガチャぶつけないように考えると、どうも左手側にレバーが来るのはやりにくいんだわ。
さてどうしよう。案1.左手側レバーに慣れる、案2.クイックシュー2段重ねでレバーを右手側に、案3.レバーのないタイプの中古品を探して普通にクイックシューをつける。で、あったわ、安いジャンク品。PHD-51を買っても面白くないので、ひとつ上のクラスのPHD-61のジャンク品。銘鈑が取れてるほど使い込まれているが、機能的に全く問題なかった。回避手段がいくつもある解決策のひとつに金はかけられない。固定力もアップして完全勝利ですな。
ああ、PHD-51Qが余ってるからこれに合う三脚もう一本欲しいなーとなってくるわけだ。中古でハイカルマーニュでもないかな。

ベルボン Neo Pod 82022年09月05日 21時42分06秒

ベルボンの一脚Neo Pod 6を使い続けている。
伸縮の引っ掛かりもなく、軽くて頑丈。頗る調子がよく、気に入って使っている。
でも、末端が細いので締め付けが緩いとレンズの質量で縮んでしまうこともしばしば。
最近は踏み台を使うが、Neo Pod 6の長さでは踏み台の上でしか使えない。
もっと長くて太い一脚が欲しいなー。

ということで、たまたま中古品で安かったNeo Pod 8をゲット。

ベルボン Neo Pod 8

おお、長い。これなら踏み台の上からでも十分届くぞ。
カーボンの織り目がないタイプで、Neo Pod 6と違って一番末端はロックを緩めるとクルクル回るのね。
その、Neo Pod 8の末端のパイプは25mm、Neo Pod 6の2段目のパイプが25mm。
これを繋ぎ変えると、36、32、28、25、22、19mmの6段の超ロング一脚ができてしまうわけですよ。いやそんなの巨神兵しか使わんけど。余ったは28、25mmで腰ベルトで使えますな。


で、中古で買ってこのまま普通に使うには問題ないだろうけど、ちょっと気に入らない軽微な不具合ふたつ。まあ格安で買ったので売主に対する文句はない。

まず頭のネジが外れない。梅本製作所の雲台をしっかりと取り付けたいので、U3/8のネジを使いたいところだが、カメラ座についているU1/4のネジが外れない。U1/4とU3/8の変換アダプターを使って雲台を取り付けるのはよくあるやり方だが、アダプターを使って超ヘヴィ級のレンズを取り付けるのは強度的に心配だ。
ベルボン(現ハクバ)の修理に問い合わせたところ、サポート期間も部品保持期限も過ぎてて対応は厳しい様子。ならば自力で行く。

ベルボン Neo Pod 8

ということでどうせU1/4は使わないから壊れてもいいやと強引にペンチで回して、力いっぱい挟んで回して・・・、あかん外れん、マジでこんなに硬いのか。
ノコやヤスリで頭にタップを切ってマイナスドライバーで回す・・・あ、ダメじゃん、舐める前にネジの方が崩れてきた。
こういう時は殴るか。玄能でネジを殴りペンチで回す、何度かそれを繰り返すと、わずかに回った手ごたえがあって・・・。

ベルボン Neo Pod 8
やあ、何とか抜けたよこれ。

ベルボン Neo Pod 8

こっち側のU3/8で使いたいんじゃ。
ネジの仕様がNeo Pod 6とは変わってるんだな、Neo Pod 6のネジは角が取ってあるけど、抜けなかったネジは角が取ってない。塗装?表面処理?も違うし。ネジの再利用はできなくもないし、どうせ抜くこともないだろうが、また抜けなくなっても嫌なので、Neo Pod 6の方のネジを利用。ネジくらいは買えばいいさ。
次は、ちゃんとダブルナットで外せるように、ナット用意しとくか。


さてもうひとつの不具合。
ネジと格闘してるときに気づいた。
頭抜けてるやんこれ。
前オーナーがネジと戦っていて外してしまったか?
それとも接着不良だったか?

ベルボン Neo Pod 8

マグネシウムのカメラ台とカーボンの脚がすっぽん。
マグネシウムの台座にネジの溝は切ってあるが、カーボンの方に溝はない。
溝が擦り切れたのか?いや、これは接着剤が固まってネジの溝の形になってるように見える。
こんな中身はなかなか見えるものではないので御開帳。

さてどうやって直そうか。
1.接着剤で再接着
2.両面テープ
3.空気穴を利用して、ねじ止め
とりあえず、リスクの低い1>2>3の順で試すか。

元に残った黒い接着剤から見てヘヴィでハードなこれな気がする。


ベルボン Neo Pod 8

つーことで買ってきた、セメダイン メタルロック。
カーボンと金属の接着ができるチート級接着剤。
製品発売日を見ると2010年8月23日だから一脚の発売日より新しいので違うか?
でも、金属構造用接着剤として工業用途で実績のある低臭気2液アクリル系接着剤と紹介されているので、既に実績のあるものを一般販売したんだろう。

では、これに賭ける。

A液、B液、多めに取って、ねるねるねるね。
接着剤が付着して伸びなくなると困るので1段目の足を延ばして、カーボン側にぐるっと一周塗りつけて、マグネシウムのネジの溝にも一周塗りつけてしっかり差し込む。
本来は圧着するのがいいらしいが、さすがにこれでは難しい。

ベルボン Neo Pod 8

ムニュっとハミデントしたけど、どうせ黒く固まるから気にしない。
接着不良より遥かにマシじゃ。

さて24時間経ったところで、恐る恐る触ってみる。
ハミ出したところは結構カチカチ。
良さそうかな。

ベルボン Neo Pod 8

まだ力をかけるのは怖いので、雲台をそっとパイルダーオン。
まあ直ったでしょう、たぶん。

格安で買って修理楽しめたし直ったっぽいから、ヨシ。
結果は終末のWECまで待て!

ハンザ プロフェッショナル自由雲台 PRO-652022年09月04日 22時44分44秒

ベルボンの3Way雲台を買ったばかりだが、今度は自由雲台。
3way雲台は三脚用で、自由雲台は一脚用なのだ。

最近FSWでの撮影で踏み台を使うことが多くなった。一脚にレンズの三脚座を直付けして使っていて、踏み台の上に立って真正面の被写体を捉えるには全く問題ないが、水平より下の方を撮るシチュエーションになるとかなり姿勢がキツイ。アイレベルにカメラのファインダーを配置して水平より下の被写体を撮ろうとする場合に一脚を水平より下の被写体に向けて傾けなければならないが、踏み台の上で一脚を傾けてファインダーを覗くのは厳しい。高さを少し下げてそれを覗きこむようにすると何とか使えるが、無理な姿勢になってしまう。
ということで、自由雲台を使うわけだが、手持ちの雲台はSLIKのバル自由雲台。最大搭載荷重5kgなので、この範囲内で使う分にはこの自由雲台で全く問題ないはず。
3.2kgのZD90-250mmF2.8を支えるにはギリギリ感はあるが、一番気になる点が三脚ネジがU1/4インチなので折れてしまわないか、これが少々不安だ。万一移動中にぽっきり折れてしまえばアウトだ。これがU3/8なら安心なのだが。

というわけで、雲台をレンズに合わせて使いやすいものに変えることにした。
こういうときのためのチルト雲台ってのもあるけどメジャーじゃないんでね。

ハンザ プロフェッショナル自由雲台 PRO-65

雲台は深い沼だ。その深い沼でいろいろメーカーがある中で選んだものはコレ。
梅本製作所OEMのハンザ プロフェッショナル自由雲台 PRO-65。もちろん中古だが、梅本製作所のSL-60ZSCとほぼ同等品。中古販売の商品説明に型番や仕様がなかったので、梅本製作所の写真とじっくり見比べて大型のSL-60相当だと判断してポチッて当たりだ。
最大積載量6kgで、三脚穴が3/8インチで十分な性能。
相場より少し高かったけど、Kenko OEMのガンメタ・シルバーなので、ハンザの黒いのが欲しかったし。あとからどうせ黒が欲しくなる。型番書いてないからライバルもいない即決だろと。
ねじを締めるとかっちり止まってくれるし、ボールの動きも滑らかだし、さすがコダワリの強い梅本製作所という感じだ。FSWでの撮影が楽しみだ。

ベルボン PHD-51Q2022年08月23日 21時49分43秒

新しいカメラのE-M1 Mk3買って、マウントアダプターのDMW-M1買って、ちょっとカメラ関係でいろいろやってたら思い出したよ、クイックシュー。

使ってるのは、ベルボンのクイックシューQRA-635Lってやつ。2007年に買ってずっと使ってるからもう15年
レバー式で着脱が簡単で、標準レンズを付けたボディと望遠レンズ2本にそれぞれにスペアシューを付けて演奏会の撮影で素早くレンズ交換ができる。デカいから保持力も強くてレースで超望遠レンズをつけてもびくともしない。特に何も考えずに買ったけど、これ買って正解だったと思う。
ただ、面倒なのがシューベースをひとつしか持ってないので、三脚と一脚でそれぞれ付け替えないといけないこと。

いい加減、もうひとつ買うかと探してみるが、結構高い。タイミングが悪くて中古品もなかなか出回ってなかった。
自由雲台と一体のPH-163Qなら安くて良さそうなのがあったが、三脚は重いレンズを乗せるから3wayが使いやすいし、一脚に常時自由雲台をつけるのはちょっとな。自由雲台を使いたくないときは外して、普通に今使ってるシューベースをつければいいが、それだったらあまり買う意味がないわけで。
ってことで探してたら、良いのがあったよ、3way雲台と一体のPHD-51Q。しかも中古で安いタマ発見。これなら三脚に取り付けて、今のシューベースを一脚専用にできるじゃん。

で、早速届いたので、今使ってる三脚に取り付けてみた。

ベルボン PHD-51Q

今使ってる三脚はシェルパプロCF-541EL(エルカルマーニュ540の海外版らしい)、それについてる雲台のPH-250Bはもう長年使っていて動きが渋いしレバーを締めこんでもその位置で止まらなかったりして、ちょっとくたびれてきているが、PHD-51Qはレバーを締めこむ力もいらないし、高精度でピタッと止まる。さすがに高級品、いい買い物だったわ。これがコマ止め方式ってやつか、すごいな。

って、アレ?
これ、クイックシューのレバーが左手側に来るの?


ベルボン PH-250B

今使ってるQRA-635Lは、こうでしょ?
ネームプレートを正面向けて、水準器が撮影者側に来るようにセットすると、クイックシューのレバーが右手側にくる。
なので、右手でカメラのグリップ握ったまま、片手でさっとはまる。
PHD-51Qのように、クイックシューのレバーが左手側だと右手でグリップ握ってセットしにくくないか?
重いレンズをちゃんと右手で支えて、左手でレバーを操作しろと。片手で着脱するな、横着するなと。でも、なんか違和感。左右反転できるように作ってくれればいいのに。


ベルボン PHD-51Q

だったらこうすれば解決。
いやしかし、これは本末転倒だ。

うーん、15年間慣れてきた使い方を変えて、PHD-51Qに慣れるしかないのか。
新しいクイックシューのQRA-635L IIは銘鈑と水準器の位置が変わっていて、この新しい方式になってるしな。ベルボンの開発者、左利きになった?

PHD-51Q
こんな感じで3つのシューをサクッと変えたいのだ。

クイックシューと言えば、アルカスイスだけど、これはねじ式クランプが主流なので、クイックじゃないんだよな。厳密な規格が公開されてない中で各メーカーが勝手に互換品を作ってるだけなので、結局は単一メーカーで揃えないといけないし。
梅本製作所のクイックシューはいつかは使ってみたいものだ。

SuperGT第4戦 FSW 予選2022年08月09日 23時39分01秒

新しく届いたOM-D E-M1 mark3を持ち出して、SuperGTに行ってきた。
基本的にE-M1 mark2と変わることはないが、それでもやっぱり操作性で違うところは気になる。押しにくい位置に追いやられたメニューボタンとかメニューボタンとかメニューボタンとか。INFOと入れ替えさせろ。
手振れ補正はmark2より敏感に作動するようなので、流し撮りでは手振れ補正OFF。
なぜか露出が違う感じで、今まで1/3~2/3くらいのマイナス補正でちょうどよかったが、さらに1/3段マイナス補正が必要。カメラの液晶が明るいだけかなと思ったが、帰ってモニターで見ても全体的に明るい。

AFの食いつきが若干よくなってるらしいが、ほとんど体感はできない。結果を見ると歩留まりが向上しているようにも思える。いや初めてだったから、シャッタースピードは速めで撮ったからかもしれない。
バッテリーの減りもmark2とは違って、予選日みたいに撮影から撮影の間に移動や待ちの時間がかかるとぐっと減るように思える。決勝レースみたいにずっと走ってるのを追い続けてると減りにくい感じ。バッテリーと言えば充電器が増えたので宿で並列充電できるのは助かる。
他にはメモリカードの相性が悪いのかマウントできなくなったときがあった。カードを認識できないエラーが出て、電源の再投入では直らなかったが、カードの刺し直しでOKだった。

正直言って大きな改善はよくわからなかった。AF速度もどちらかというとレンズ性能だし。
E-M1XやOM-1なら性能向上を感じられたのかな?


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選



SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


SuperGT第4戦 FSW 予選


OM-D E-M1 mark III2022年08月03日 20時37分26秒

今更ながら、OM-D E-M1 mark3。
レンズキットで、レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROってやつか。

E-M1 mark3は、mark2とのあまりの違いのなさにボロクソ書いたんだろうなーと思ってブログを探したけど、どうも記事さえ書いてないわ。オリンパスがOMデジタルソリューションズになったとか、その新製品のOM-1にすら触れてないし。E-M1Xの記事だけ軽く書いて終わりって、マジでカメラどうでもよくなってるな。

実際、フォーサーズレンズ使いとしては、E-M1 mark2で機能性能には満足してるんだよね。だから新しいmark3だのOM-1だの出てもブレイクスルーがないとまったく興味がわかない、安くもないし。
今の一眼レフ市場の低迷もそう思う。出し惜しみ商法で小出し小出しに出してきてついに飽きられたというか、たいして性能上がってないでしょ、もうこれで十分でしょと市場から突き放された印象を受けた。


OM-D E-M1 mark3

で、なんで買っちまったかというと、OMデジタルソリューションズの、フォーサーズを下取りに出すとマイクロフォーサーズが安く買えるというキャンペーンに乗ったのだ。
しかし、キャンペーンで買えるカメラがE-M1XとE-M1 mark3で、最新のOM-1が選択肢にないという完全に在庫処分キャンペーン。そのうえE-M1Xは市場相場の方が安いという逆転現象で必然とE-M1 mark3しか選択肢に残らない。
下取りには、シャッター幕が壊れたE-1でもOKみたいだし、E-M1 mark2はもう6年近くも酷使している。
E-M1 mark2が壊れたら中古のE-M1 mark2かE-M1 mark3あたりを買うつもりだったし、E-M1 mark3ならバッテリーグリップも電池もすべて共通で使えるし、壊れたE-1取っておいても仕方ないし(壊れてるのに思い入れの強いカメラだったので捨ててなかった)、渡りに船ということでキャンペーンに乗ることにしたわけだ。
というか、このキャンペーン、自分以外に誰か買う人いるんか??

つーことで、E-M1 mark3が来た。いや代わり映えしない。
何が良くなったかって、顔認識AFですよ。複数人のかを検出したときに任意の一人を選べる!そもそも、それができなったmark2の欠陥だと思うんだけど。
他にはライブNDが流し撮りにもしかしたら使えるかなという程度。
まあ、新しいE-M1 mark2だと思って使えばいいんですよ。


DMW-MA1

で、マイクロフォーサーズ2台持ちになったので、フォーサーズレンズアダプターをもう一つ購入。パナのDMW-MA1。
防滴のMMF-3を持っているが、どうせ2台同時に屋外撮影することもないだろうと、ちょっと違うヤツをチョイス。MMF-1はステンレスで高強度、MMF-2はアルミで軽量、MMF-3はMMF-2に防滴を足した感じなので、ここはMMF-1かな。しかしMMF-1はシルバーなんで似合わない、そこでMMF-1のOEMと思われるパナのDMW-MA1。ガンメタだし。


E-1、E-M1 mark3

E-1は2003年10月発売、そのあと2010年にE-5、2016年末にE-M1 mark2。
フラッグシップ一個飛ばしで買ってきているが、今回は飛ばさずにmark3を購入。E-M1Xを飛ばしたとか、OM-1が出る時代になったので2個飛ばしという考え方もあるけど。
実はこの写真のようにE-1はもう一個正常稼働するものを持っているので、壊れたE-1を下取りに出しても、問題なしだ。

LEICA D SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.2021年08月19日 23時25分33秒

もう新しいフォーサーズレンズでないだろ。

持ってないレンズは、
14-35mmは、実用性は12-60mmの方が上。
7-14mmは、そんなに極端な広角使わない。
150mm、300mm、ちょっと買えないかな。
35マクロはちょっと欲しい、8mm魚は面白いかも、でも一発芸だしなー。

ああ、そういえば、パナライカがあるね。
パナと言えどもLeica銘。一度GT-Rに乗ってみたい、ポルシェに乗ってみたい、フェラーリに乗ってみたい・・・、それより軽いノリだけど、一度ライカ使ってみたいじゃん。

しかし、ズームレンズはダメ、なんせオリンパスと逆回転で操作感がNG。同じフォーサーズ陣営なんだから揃えろ、と。
やっぱり狙うは単焦点のSummilux 25mm F1.4。マイクロフォーサーズ用にも小ズミと言われるSummiluxがあるが、光学性能に妥協しないフォーサーズ用の大ズミが欲しいのですよ。

12-60mmは優等生すぎて、これ一本で何でもできてしまうが、面白みはない。
35-100mmは超高画質だけど、中望遠で普段使いにくい。
50mmも高画質だけど、長くて使いにくい。
普段使える銘玉としても、25mmちょうど良さそう。
25mmパンケーキもあるけど、あれはお散歩用だしな。

というわけで、フォーサーズの中古なんてかなり安くなっているので思い切って一本ゲット。


LEICA D SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.

いや、中古のくせにめちゃくちゃ綺麗でびっくりした。


LEICA D SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.

ずっしりと重いSUMMILUX。さすがにレンズが重くて自立しないわ。


LEICA D SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.

柔らかい描写と言われているが、こんなに絞ったら違いは判らないと思う。
明るい時に外で何か撮ってみたい。


LEICA D SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.

手持ちのフォーサーズレンズ群。
フォーサーズ沼、浅い沼で良かったよ、ホント。

それにしても、超久しぶりのカメラネタだな。

デジカメマガジン 2020 May2020年04月23日 21時25分45秒

今年のゴールデンウィークは長くなりそうなので、長期休暇の共に。

デジカメマガジン 2020 May

特集が「家で撮る写真」ということで、何かの参考になるかな。何か技術的にフィードバックされることもないと思う、あー、シフトレンズちょっと欲しいかも。

SC-PX1V、家でプリントするのに良さそう。
PX-5Vが頑張ってるから買わないけど。