ベルボン PHD-51Q2022年08月23日 21時49分43秒

新しいカメラのE-M1 Mk3買って、マウントアダプターのDMW-M1買って、ちょっとカメラ関係でいろいろやってたら思い出したよ、クイックシュー。

使ってるのは、ベルボンのクイックシューQRA-635Lってやつ。2007年に買ってずっと使ってるからもう15年
レバー式で着脱が簡単で、標準レンズを付けたボディと望遠レンズ2本にそれぞれにスペアシューを付けて演奏会の撮影で素早くレンズ交換ができる。デカいから保持力も強くてレースで超望遠レンズをつけてもびくともしない。特に何も考えずに買ったけど、これ買って正解だったと思う。
ただ、面倒なのがシューベースをひとつしか持ってないので、三脚と一脚でそれぞれ付け替えないといけないこと。

いい加減、もうひとつ買うかと探してみるが、結構高い。タイミングが悪くて中古品もなかなか出回ってなかった。
自由雲台と一体のPH-163Qなら安くて良さそうなのがあったが、三脚は重いレンズを乗せるから3wayが使いやすいし、一脚に常時自由雲台をつけるのはちょっとな。自由雲台を使いたくないときは外して、普通に今使ってるシューベースをつければいいが、それだったらあまり買う意味がないわけで。
ってことで探してたら、良いのがあったよ、3way雲台と一体のPHD-51Q。しかも中古で安いタマ発見。これなら三脚に取り付けて、今のシューベースを一脚専用にできるじゃん。

で、早速届いたので、今使ってる三脚に取り付けてみた。

ベルボン PHD-51Q

今使ってる三脚はシェルパプロCF-541EL(エルカルマーニュ540の海外版らしい)、それについてる雲台のPH-250Bはもう長年使っていて動きが渋いしレバーを締めこんでもその位置で止まらなかったりして、ちょっとくたびれてきているが、PHD-51Qはレバーを締めこむ力もいらないし、高精度でピタッと止まる。さすがに高級品、いい買い物だったわ。これがコマ止め方式ってやつか、すごいな。

って、アレ?
これ、クイックシューのレバーが左手側に来るの?


ベルボン PH-250B

今使ってるQRA-635Lは、こうでしょ?
ネームプレートを正面向けて、水準器が撮影者側に来るようにセットすると、クイックシューのレバーが右手側にくる。
なので、右手でカメラのグリップ握ったまま、片手でさっとはまる。
PHD-51Qのように、クイックシューのレバーが左手側だと右手でグリップ握ってセットしにくくないか?
重いレンズをちゃんと右手で支えて、左手でレバーを操作しろと。片手で着脱するな、横着するなと。でも、なんか違和感。左右反転できるように作ってくれればいいのに。


ベルボン PHD-51Q

だったらこうすれば解決。
いやしかし、これは本末転倒だ。

うーん、15年間慣れてきた使い方を変えて、PHD-51Qに慣れるしかないのか。
新しいクイックシューのQRA-635L IIは銘鈑と水準器の位置が変わっていて、この新しい方式になってるしな。ベルボンの開発者、左利きになった?

PHD-51Q
こんな感じで3つのシューをサクッと変えたいのだ。

クイックシューと言えば、アルカスイスだけど、これはねじ式クランプが主流なので、クイックじゃないんだよな。厳密な規格が公開されてない中で各メーカーが勝手に互換品を作ってるだけなので、結局は単一メーカーで揃えないといけないし。
梅本製作所のクイックシューはいつかは使ってみたいものだ。

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