初期HGだの、無印HGだの呼ばれる1stガンダム、Mk2、Z、ZZの4機のキット。
1stガンダムは公式絶版で、その他は実質的な絶版と言われている。1stガンダム、Mk2、ZZは既に製作しており、残すはZガンダムのみだったが、この度安価なジャンクを手に入れたので、ついに4機揃った。貴重な積みを崩さずに済んだが、4機全部ジャンク起こしか・・・。
ジャンクの状態は、パチ組みにシール貼った程度。
サーベル欠品と、ビームライフルの縮めた状態にするパーツがないくらいか。
あと武器持ち手もないな・・・って、よく見たらこいつ左腕に付いてるの右手首じゃないか!
右腕に銃持ち手、左腕に右手首・・・。え、左手首は?
まあ、シールドで隠せばわからんじゃろ・・・と思って作っていたが、やっぱり気持ち悪いので右手首を切り刻んで切った貼ったして強引に左手首に変更。遠目に見て左手に見えるのでヨシ!
というわけで、無事完成。
このために新たに書き起こされた大河原版のカラーリングを取り入れつつ、アニメにも寄せたハイブリッドな感じで部分塗装した。
HGシリーズの第2弾 Zガンダム 1990年5月発売で1,200円+税。
キットの最大の売りは変形。
旧キット1/144で実現できなかった変形機構をHG Zガンダムでは実現している・・・わけだが、やはり劇中設定を再現するのは無理だったようで、ウェイブライダーではなくウェイブシューターという形態に変形するという設定にされた。
ウェイブライダーへの完全変形を謳ったRG Zガンダムはかなり脆弱なキットになってしまったので、個人的にはウェイブシューターは無理のない変形で嫌いではない。
当時はZガンダムに詳しくないお子様なのでウェイブシューターだろうが「色分け出来てて完全変形してスゲープラモだ」と、かなりお気に入りのプラモだったな。この2年前に発売されていた1/144 Zplusと同じ変形機構なんだけど、Zplus作ってなかったし。
ウェイブシューター仕様なので、百式のようなバインダーと裏側を隠すための大き目のシールドになっている。
ウェイブシューターにトランスフォーム。
変形機構との両立で可動はクセが強い。
フロントアーマーが腿に固定されているのでハの字に脚を開くとフロントアーマーも一緒に動いてしまう。首はなぜか左右に傾げることはできるが、前後に振れない。
後はポリキャップがゆるゆるになりがちなのが残念かな。
旧HG4種コンプ。ZZのビームサーベルが3本あるのは気にするな。
どれも関節が緩いのがちょいと残念かな。
当時はどのお店にもあってたくさん売れたと思うんだが、今はすべて高騰としていてなかなか手に入らない。全部1度は作ったはずだが、並べるタイミングがなかったね。やっと実現できた。
コアブロックシステム再現の1st、完全変形のZ、HGの作りを踏襲したMk2、合体変形のZZ、どれも力の入ったいいキットだわ。
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