さて、エアコンのほとんど効かないGT-R。
春秋はゆるゆる冷えるが真夏は無理、ガラスの曇り取りさえ不十分でちょっと困る。
ディーラーにエアコンの点検をお願いしても、古くて簡易的なチェックしかできず、結局何が原因か簡単にはわからない。もちろんお金をかければ本格的に直すことも可能だと思うが、部品があるかどうかと古いガスの扱いとたぶん高額な費用。
そして、直ったとしても純正エアコンなので、電磁クラッチの焼き付きリスクとかいろいろ問題を抱えてるわけだ。
簡単にちょっとガスを補充して直る程度なら純正でもいいと思うけど。
ということで、本格的に直そうとR31ハウスのプレミアムエアコンを取り付けることにした。
岐阜県坂祝町のR31ハウスへ。来るのは2度目だ。
まあ、何でも手広くやってる、R31ハウス。
やってることと規模がね、整備工場やチューニングショップじゃないんだよ、本格的な企業レベル。
名前からR31専門店と思われがちで、たしかに日本のほとんどのR31をメンテしていると思うが、GT-Rもメンテするし、Zもいたし、ハチロクもいたし、たぶん何でもやると思う。ちなみにカルソニックレプリカのR31もちょうどメンテに入っていた。
R31で無い部品は自分たちで一から部品を作る。部品も在庫がなくなれば再生産できるように、管理して追跡できる知り合いの下請けに発注するというコダワリ。
エアコンキットも、もともと32のエアコンをベースに31用に作ったらしいので、当然32にも取り付けが可能。伺った話では33にもエアコンの取り付けを行っているらしい。34はまだ足りない部品があるとか。
しかし、いろいろぶっちゃけて話してくれるのでどこまで書いていいやら(笑)
最近はGT-Rのお客さん増えたね~との話だったが、100~200万の中古車だったらなかなか40万のエアコン修理に踏ん切りがつかないけど、500万が相場なら車輌価値を維持するためなら仕方ないか、となる。あとはオーナー層も変わって、いくらでも投資して維持してきたマニア層に加えて、高い相場の車を買った人が増えたんだろう。
これからもどんどんGT-Rのお客さんは増えると思う。
取り付けには10日から2週間との説明だったが、1週間で取り付け完了して引き取り。
最近はスタッフを増やして早く仕事が回るようになったとのことで、整備もレストアもタイヤ関係の仕事も順調の様子。
エアコンに関しては、R32をベースにしているが部品は新設計なので、抵抗が少なくてエンジンパワーをロスしにくいし、純正品と違ってエンジンが高回転のときでもエアコンは壊れないので、サーキット走行しながら使えるというのが売り。
BNR32エンジンハーネス、カップリングファンが最近の推しアイテムだとか。
やまびこドームのブースで展示していた、スポーツ触媒もそろそろできるのかな?
敷地内にあるR31のストック。相変わらずすごい量。
ということで、帰りの高速はエアコン効かせながら走ってきた。
まあ、オートに調整というのは最新の車のセンサー制御には勝てないと思うが、ちゃんと思い通りに冷えて、十分に快適。
これから灼熱の真夏でもちゃんと冷えてくれよな。
ちなみに、代車で借りていたK13マーチ。
10万キロ近く走っていて塗装がやれていて、まあ代車ってこんなもんだよな、と思っていたが、コイツめちゃくちゃ走りがよくてびっくり。街中キビキビ走るよ。
何もチューニングしてないよと言っていたが、コンフォート系のシバタイヤを履かせてるとの話。イナヅマパターンしか知らないので、知らないタイヤ履いてるなーと思っていたが、コンフォート系のシバタイヤもあったのね。
軽自動車サイズもあるらしいので、今度デイズに履かせてみようかな。
最近のコメント