さようなら、オリンパス。2013年09月10日 20時33分53秒

タイトルどおり、さようなら、だ。

OLYMPUS OM-D E-M1が発表された。
しかし、サプライズも何もなく、位相差AFもWiFiも予想の範疇を超えることはないただの平凡なマイクロフォーサーズに留まった。

「フォーサーズとマイクロフォーサーズのシステムを統合したカメラ」
そして、フォーサーズボディもレンズも現時点では今後の計画はない。
このあたりが、サプライズと言えばサプライズだろうか。

「フォーサーズとマイクロフォーサーズのシステムを統合したカメラ」といわれているが、しかし、これは紛れもなくマイクロフォーサーズであり、フォーサーズではないのだよ。


「一眼レフ市場から撤退ではない」
一眼レフを持たぬメーカーは、一眼レフ市場から必要とされない。

「ZUIKO DIGITALの真の実力が発揮できる」
光学ファインダーを持たぬカメラには、それは出来ない。

「EVFを覗いてもらえれば驚くほど綺麗だと感じてもらえる」
ファインダーは、正確にありのままに写すことを追求しなければならない。綺麗さを誇る必要はない。

「他社の中高級デジタル一眼レフカメラがライバル」
他社中級機をライバル視しているから、その程度の性能しかないのか。

メーカーは撤退と言う言葉を避けているが、事実上の完全撤退である。


さて、E-5の後継と称するE-M1は、E-5の代わりになるだろうか。
バッテリーは、BLN-1。撮影可能枚数はたったの約350枚。バッテリーグリップを装着しても、バッテリー二個で640枚しか撮れない。E-5は、バッテリー一個で約850枚も撮影可能だ。
記録メディアはSDカードの1スロットのみ。堅牢で信頼性の高いCFカードは使えない。
依然として0.029秒もあるEVFの表示タイムラグ。

この仕様で一日中雨のサーキットでの撮影に耐えられるかと聞かれたら、Noだ。
雨の降る中で、バッテリーやメモリーカードの交換はできない。
いくら防塵防滴が強力でも、雨の中でバッテリーが切れたら、それで終わり。

マイクロフォーサーズは、フォーサーズの代わりにならない。
フォーサーズを超えようとし、結果として超えられないとオリンパス自ら証明してくれたが、それは初めからわかっていたことだ。
サーキットで使えないカメラはE-5の後継ではない。

ということで、「さようなら、オリンパス」。
フォーサーズを失ったオリンパスを応援する義理もないので、ブログの看板からオリンパスの文字を外した。
引き続きフォーサーズは応援していくので、もしオリンパスがフォーサーズを再開することがあれば応援していきたい。

今まで素晴らしいカメラを作ってくれてありがとう。
E-5
そして、これからも頼りにしてるよ、フォーサーズたち。