パナソニック DIGA DMR-BZT6002011年03月21日 22時47分51秒

パナソニック DIGA DMR-BZT600
そして、誰も望まない地デジ化。
画質はアナログレベルで十分だし、サービスは低下するし、まだブラウン管のアナログテレビが現役だし、アナログ専用のHDDレコーダーが現役だし、何より金がかかるから、誰も望んではいない。
電波の有効利用って、この国の政治家にそういうものが有効利用できるとは考えられないが。
本当はアナログ停波ギリギリまで地デジ普及が進まず、ええい仕方ないこうなったらアナログ延長だ!となることを望んでいたのだが、地デジが普及しないからケーブルテレビ局はデジアナ変換して流してちょ、になってしまい、自分の地域のケーブルテレビ局はそんなことをするつもりがないらしい。政権のぐだぐだ運営でギリギリになって、やっぱりアナログ延長!になるかもしれないが、ギリギリまで待っていて万一本当にアナログ停波してしまったら、駆け込み需要で機材が不足し、本当の地デジ難民になってしまいそうなので、なんとなく買うことにして、買ってしまった。
決してデジタル画質で被災状況をじっくり見ようと言う理由ではないが、ボロボロ原発がリアルでちょっと怖いぞ。まぁ、今となっては、自分はF1とSuperGTくらいしか見るものもないので、本当はテレビなんて無くても困らなかったのかもしれないが、韓国ドラマと海外ドラマを見るのに必要だとか。

で、機種の選定だが、まず外付けHDDを増設できる点が一番魅力なのが東芝は、今使ってるHDDレコーダーがフリーズするし、DVDドライブが壊れるし、もっさりだし、なんか白物家電みたいだったし、今の東芝もさほど変わりはない感じなので、今回は東芝はパスすることにした。HDDの増設に関しては、テレビ側で対応すればいいや。
そうなるとソニーとパナだが、パナがトリプルチューナーなので、とりあえずパナにした。まだアナログTVなので、トリプルチューナーだと、録画+録画+視聴が可能だから。無線LAN対応も悩んだが、上位機種だと値段が跳ね上がるので、有線LANでつなげば問題ないと、BZT600に決定。
買うかどうかとりあえず様子見に近くの電気屋へ行ったが、価格COMより全然高くて、話にならない。ダメダコリャと思って店員に話すと、原価割れですが・・・といいつつ、かなり頑張ってくれたので、珍しく電気屋で買うことにした。東芝のHDDレコーダーは店頭購入なので壊れたときのサポートが良かったし、ネットで買ったパナの製品はサポートは悪かったが、とりあえず店頭で買えば万一何かあっても安心だろう。

買ってきて、早速取り付け。2011年からブルーレイのD端子のアナログ出力が制限を受けるという馬鹿馬鹿しい性能制限がかけられているが、D1出力なので問題なし。D端子出力制限を解除して”バグ”だと称するファームが出れば、解決するのに。ダビング10やコピーワンスも使い勝手が悪いので、バグで対応してくれれば良いと本当に思う。そういう意味では、地デジ化は退化でしかない。
とりあえず映してみたら、ブラウン管なので期待していなかった画質だけど、予想以上にめちゃくちゃ綺麗。特に右上のアナログの文字が消えたことが良いね。いつもこんな文字の嫌がらせを受けてきたかと思うと頭にくるよね。
ちょっと気に要らないのは、番組表に表示される広告。非常にウザイです。消す機能が欲しい。キーワード予約も登録できる単語が少なくて使い難い。
DIGAは3つあるチューナーの切り替えを意識しなくて済む設計になっているけど、ユーザーが指定できてもいいんじゃないかな。
DiMORAという機能で、パソコンから番組表を出して簡単に予約できる機能は便利。キーワード予約はDiMORAならまぁまぁ使える。DiMORAは録画予約の内容や録画済の一覧も見れて、ちょっと驚き。そして、PS3からDIGAを認識できて再生できたのはもっと驚き。

で、一通り使ってみたけど、BSデジタルが映らないことが判明。電波も0。
ケーブルTVのアンテナをつないでいるんだが、BSデジはパススルー方式ではないらしい。BSデジタルを見るには、ケーブルTV会社との契約が必要で、せっかくのデジタル画質もコンポジット入力で録画しろ、と。意味ないじゃん。
地デジ難民回避したと思ったら、BSデジタル難民ですか・・・。
韓国ドラマと海外ドラマはBS2なので、BS受信は必須・・・。
仕方ないので、BSアンテナでも立てるか。