手ブレ補正はボディ内・レンズ内のどちらが好き? ― 2013年04月03日 21時41分55秒
愚問である。
デジタル一眼レフの手ブレ補正は、ボディ内もレンズ内も、両方とも搭載すべき機能だと決まっている。
ファインダーのブレの補正をレンズが行い、レリーズ後の手ブレをボディ内で補正する、これがベスト。
この問いは、手ブレ補正が、ボディ内、レンズ内のどちらかだけだと決めてかかっている。
デジタルカメラをよく知る立場のデジカメWatchがこの質問はないだろう。質問者の視野の狭さが分かる。
と、デジカメWatchを批判するために記事を書くつもりはない。
記事にしようと思ったのは、このアンケートの回答で4割もの人間がレンズ式の補正に投票していたから。
ボディ式の最大のメリットは、全てのレンズでも補正が効くこと。
広角や魚眼でも効くし、もちろん望遠レンズでも有効だ。
手ブレ補正なんて考えられなかった時代の銀塩オールドレンズでも効くし、
大口径レンズや小型軽量を追及したパンケーキレンズでも補正が効くのだ。
このおかげでレンズの選択肢を大きく広げられる。
だから、どうしてもどちらが良いかと問われれば、ボディ式を強く推す。
新しいカメラに買い換えれば、自然に性能向上も期待できることも隠れたメリットだ。
レンズ式のメリットは光学ファインダーの像が安定すること、これただ一つ。
副次的な効果としてAFがしやすい。
しかし、レンズ式で困る点は、レンズ式を採用するメーカーが全部のレンズに手ブレ補正を搭載していないこと。
レンズ式の方が高性能であると声高に叫んでいるにもかかわらず、なぜかその恩恵を全てのレンズに授けないのである。
広角はブレ難いから不要なのか?
いや、薄暗い夕暮れや室内ではシャッタースピードが遅くなるから広角だって手ブレ補正は必要だぞ。
大口径レンズには手ブレ補正は不要なのか?
絞って被写界深度を稼ぐときは、普通のレンズ同様に手ブレ補正は必要でしょ。
パンケーキレンズ?
もちろん手ブレ補正があった方がいいに決まってる。
ユーザーのユースケースを一番分析しているであろうはずのカメラメーカーが、
その点に関してスルーを決め込んでいるのは不思議でならない。
もはや手ブレ補正は欠かせない技術である。
手ブレ補正が物理的に搭載できないレンズがあるなら、ボディ側にも搭載すべきじゃないか。
ニコンかキヤノンのどちらが先にこの英断を行い、ユーザー目線のカメラメーカーとして生まれ変わるのか楽しみだ。
オリンパスも望遠レンズには手ブレ補正を積むべし。
ZUIKO DIGITAL ED 70-200mm F2.8 SWD ISあたりを期待してるよ。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://skyline.asablo.jp/blog/2013/04/03/6767611/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。


コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。