OLYMPUS Viewer3 微妙すぎる謎仕様2013年04月08日 18時54分02秒

カルソニック
(写真は記事とは関係ありません)

さて、追記という形を取ろうかと思ったが、新しく記事を起こす。
引き続き、OLYMPUS Viewer3のダメっぷりについて。

前回の記事では、OLYMPUS Viewer3で同じような写真ばかりの大量のRAWファイルを何回かに分けて現像する方法として、RAW+Jpegまとめ表示機能を利用する「R+J」法と勝手に名づけた方法を考案してみた。
RAWとJpegを同じフォルダに現像するとサムネイルのチェックボックスのチェックが外れるという謎仕様により、1枚1枚チェックを手動で外さずに現像しようという方法だった。

しかし、その方法はOLYMPUS Viewer3のバグによって破綻していたことが判明した・・・。


1回目の現像でRAWと同じフォルダに書き出しを行うとサムネイルの「RAW」表記が「R+J」表示に変わりチェックが外れて現像の対象から外れる。
引き続き2回目の現像として、1回目の続きの写真にチェックを入れてこれもRAWと同じフォルダに現像をしようとする。
しかし、そこで「同一のファイル名が存在します」的なエラーメッセージが表示され、"別名であるはずの続きの写真"が同じフォルダに現像できない。
仕方なく別フォルダを指定して現像し、出来たJpegをエクスプローラでRAWと同じフォルダにコピーしようとすると、エクスプローラでも上書き警告。
よく確認してみると、チェックが入っていないにもかかわらず、1回目に現像したはずのファイルが2回目も現像されているのだ!

つまり、RAW画面のサムネイル表記が「R+J」に変わり外見上はチェックが外れているのに、ソフトウェア内部ではチェックが入ったままなのだ。

まさかこんなところにバグが潜んでいたとは。
ソフトウェア検査で気づかなかったのか!?

ということで、OLYMPUS Viewer3のバグにより破綻することがわかった。
そもそもRAW+Jpegまとめ表示機能でチェックが外れるなんて謎仕様を信じちゃいけなかったんだ。
ああ、1,000枚撮ってきて現像の途中で気が付いたよ。


さて、上記の経緯を踏まえて、同じような写真ばかりの大量のRAWファイルを何回かに分けてOLYMPUS Viewer3で現像するワークフローをまとめよう。

新「R+J」法
1.RAW現像を行い、RAWとJpegと同じフォルダに書き出す。
2.一旦ブラウズ画面に戻る。
3.RAW画面に再度入る。
4.サムネイルの「R+J」表記を頼りに、どこまで現像したかを探し出し、続きを現像する(1に戻る)

現状考えられるベストなやり方がこれだ。
しかし、何とも情けないアナログなやり方・・・。
しかも、2と3の手順を忘れると最悪で、一度現像したファイルをもう一度現像するハメになる。


そもそも大量RAWファイルの現像するというユースケースを考慮してないことがカメラメーカーの純正現像ソフトとして恥ずかしいと思うので、素直に「選択したファイルのチェックOFF機能」を付けて欲しい。

次のバージョンアップはこれで頼む。
・「現像対象チェックボックスをオフ」、「現像対象チェックボックス」をオンの機能を追加しました。
・RAWファイルと同じフォルダに現像すると、サムネイルのチェックボックスが外れて見えてしまう不具合を修正しました。


いい加減、OLYMPUS Viewer3なんて使わなければいいのにという声が聞こえてきそうだが、アートフィルターが適用できるのがOLYMPUS Viewerだけだし、画質や全体的な使い勝手には満足しているし、OLYMPUS Studioの頃からOLYMPUS純正現像ソフトとして信頼している。何より無料というのが素晴らしい。
ほんのちょっとの改善でとてもよくなると思うので、いろいろ問題点を洗い出してみているというか、使っているうちに問題点がでてくるというか・・・。

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