旧HGと呼ばれる実質絶版のHG ZZガンダムを作った。
パチ組み状態で中古で売られていたので作ったというのかどうかはアレだと思うが、所有者が作ったと言えば作ったでいいと思う。発売以降何機も作ったので構造はよく覚えているし。
中古の状態は、破損なしで接着も墨入れもなし、シールも取説も付属していて定価以下。プレ値で取引されているHG ZZなので買わない理由はないだろう。
ということで全バラしてからの完全レストアで完成。
1991年7月発売で1500円+税。
旧HGシリーズで1st、Mk2、Zと続いて最後となる第4弾がこのZZ。この5年前に発売された旧キット1/144 ZZからとんでもない進化を遂げた神キットだよ。
デザインは大河原氏がHG ZZ用に新たにイラストを書き起こした。旧HGシリーズの特徴であるシステムインジェクションによって色分けがほとんどできているため塗装をしなくても満足できると思う。旧キットではブサイクだった顔もカッコよくなったし。
右手用のサーベル持ち手が付属するのでサーベルを持たせてみたが、左手用のサーベル持ち手が欲しかったね。
後ろ姿は巨大なバックパックから大出力で性能の良さが感じられる。
旧HGシリーズ全体に共通して言えることがだが、欠点は関節の緩さだと思う。
シールドやライフルの持ち手部分が確実に緩くなる。膝ロールもゆるゆる。
後は足首の接続軸に負担がかかって折れやすいので、少し慎重さが求められるかな。
このあたりが旧キットだと感じる瞬間。
HG ZZの真骨頂は合体変形。まずはGフォートレスにトランスフォーム。
ビームライフルにコクピットがあるとか主翼がシールドとかコアファイターが余るとかZZ特有の変形のツッコミどころはあるが、頭部が余剰になる点を除けば完全変形と言える。
Gフォートレスから、コアトップとコアベースに分離して、さらにかファイターも分離可能。
非変形のモナカキットだった旧キットからたった5年でこの進化よ。
HGUC ZZは差し替え変形なので、1/144で唯一完全変形できるのは未だに旧HGだけだ。
HGゼータガンダムはウェイブシューターというプラモ独自の設定で完全変形から逃げたが、ダブルゼータは設定どおりの完全変形なのがスゴイね。
ところで、RGもPGもダブルゼータはハブられるのはなぜ?
1/144ダブルゼータチーム
旧キット、HG、HGUC。
ついでにHGUCベースのフルアーマーも加えて。
意外とダブルゼータ、好きなのかもしれん。
旧HGシリーズもあと残すはゼータだけだな。
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