SuperGT 第4戦に行ってきた。
真夏の酷暑の富士スピードウェイでグランドスタンドが有料なので席を買ってないと日陰のスタンド席に入れないのはどうかと思ったが。
初のスプリントレースということで、土曜日は35周で混走、日曜日は50分でGT500、GT300それぞれのレースという形式で、各レース通常のポイントの半分、ウェイトハンデ無しという条件だ。
初めてで手探りなので、いろいろ改善点はあるだろうと思うので、その辺を書いてく。
良かった点
・土曜日も日曜日もレースが見られる
これが最大の利点。いつも土曜日は予選だけだが、レースがあれば土曜日も盛り上がる。土日ともに、公式練習、各レースの予選、グリッドウォーク、決勝、表彰とスケジュールがみっちりで楽しみも増える。
・客が分散
いつもは決勝日の日曜日は客が非常に多くて混雑するが、今回は土日にレースがあるので分散した感じだ。あまりに酷暑で二日はキツイからどちらか見て帰るというのもアリだろうし、土曜日しか都合が合わないという人でもレースを見に来れるというのはいいと思う。土曜日は車輌が減ってないというメリットもある。
悪い点
・ウェイトハンデなし
スプリントだからウェイトを積まずにレースをやりたいというのはわかるが、しかし各車ウェイトを積んだシーズンの途中で「ハンデなし」は、強いチームをさらに有利にするだけで公平性に欠けると思う。ノーウェイトのスプリントレースをやるなら、序盤か最終戦でやるべきではないだろうか。上位の強いチームがノーウェイトで簡単にポイントを取ってしまえば、シーズンが決まってしまう。
帳尻を合わせるために、最終戦をウェイトハンデ戦にするか、逆転の可能性を広げるためロングディスタンスでポイント倍とか、調整の余地はあると思う。
まあ、過去のスプリントカップみたいに、シーズンポイント関係なく、賞金だけのお祭りでもいいんじゃないか?
・混走なしの日曜レース
様々な車が走るGT300と違って、基本設計が共通のGT500は性能差が少なく、走り出したらバトルなしのパレードラップになりがち。GT300が一緒に走ることでバトルやオーバーテイクのチャンスが増えるというGTの魅力が減ってしまう。両日とも混走でよかったのでは。
他にも細かい点を言えば、SCが出たときに並び替えをするGTはロスが大きいが、距離や時間の短いスプリントでその影響をどうするか、スプリントレースならローリングスタートじゃなくてスタンディングスタートで、とか。
まあ、来年は悪いところを改善してもっともっとレースを盛り上げてくれることに期待したい。
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