旧キット1/100ガンダムF91完成。MG F91 Ver2.0発売前に。
別にMG Ver2.0をすぐに買うつもりはないが、そんなに評判悪いのかVer1.0。
F91は、一年戦争から続くアムロとシャアの物語から決別し、それから30年後の未来の宇宙世紀を描いた作品。モビルスーツも大きく進化し、より小型化し、ビームシールドが実用化され、いわゆる敵もツインアイが標準になっている。F91にはそんな新しいイメージがある。
しかし、その名の示す通り1991年の作品で、今から27年も前のR32スカイラインと同世代で、つまりVガンダムのTV放送より古い・・・。
何が言いたいかというと、F91は新しいガンダム、プラモデルもそこそこ新しいキットだと思っていたが、よく考えると実は古いキットで(Vガンは作ったことないけど)、いろいろ難しかった。
当時は友達とガンダンクR44だけ作った記憶があるが、やっぱりそれまでのキットとは全然違う印象でわくわくした思い出があるんだがな。
このキットの特徴は多色成型技術システムインジェクションだろう。
肩のF91ロゴのようにひとつのパーツを複数の色で成形し塗装不要とした画期的な技術だった。しかし、金型の消耗が激しいことと値段が高くなりがちということで、パーツごとに色分けするという現在のやり方に変わってしまった。
システムインジェクションのおかげでそれまでのキット(センチネルやν)からは、かなり色分けが進んでいる。でも、色分けは不十分でやっぱり塗装必要じゃんと。特に派手な主役ガンダム機ということで足りない色が多いね。
ビームシールドが巨大すぎて、肩のフィンに干渉してちゃんと構えられないのはどうかと。
ビギナギナでも同じようにビームシールドが大きすぎるという問題があった。
しかし、足の美しい曲面はうまく再現していると思う。
フェイスオープンモード。このためにフェイスオープン状態の頭部ヘッドが丸ごとひとつ付いてくる。素晴らしいね。ただこの顔はあまり好きじゃないんだ。
顎がもっと引けるといいんだが。
武器はビームライフルとバズーカとビームサーベル。
ライフルの白を塗るのに疲れたので、バズーカを塗る気はない。ビームサーベルは取説に一切触れられていないのはどうかと。2本付属しているが刃も一体成型なので真っ白。
水転写デカールが付いているが、当時のなかなか古臭いセンスなので貼らずにシンプルにした。
背中。
このオレンジのダクトの塗り分がしんどい。
ヴェズバーはちゃんと構えられるはず。取説に構え方くらい載せておいて欲しいものだ。
それまでのガンダムは胸に黄色い排気ダクトが付いているのが特徴だったんだが、それを捨てたってのが当時はびっくりしたね。
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