HG ゼータガンダム 3号機カラー2025年11月03日 23時34分26秒

HG ゼータガンダム 1990年5月発売、1,200円+税。
HGUCが出る前の旧HGとかいろいろ呼ばれるキットで、1st、Mk2、Z、ZZの4種が発売された。それぞれ当時の最新の技術が盛り込まれた意欲作だ。
Zガンダムは変形を実現しており、ウェイブライダーではなくウェイブシューターという独自の設定で変形する。

武器欠品のパチ組みジャンクをゲット。
HG ゼータガンダムは既に作ったことがあるので、これは3号機カラーに塗装することにした。HGのゼータガンダムの3号機カラーの作例って見たことないし。
3号機のパイロットはアムロ・レイ、地球の組織カラバに配属されており、大気圏内に適したウェイブシューターに換装されたという設定。
欠品していた武器はHGUC ゼータガンダム3号機初期検証型からメガランチャーを強奪。
アムロのニュータイプ能力で有視界の範囲外から狙撃ができるため、大気圏内ではビームの減衰が著しいビームライフルではなくメガランチャーを持っているという設定。


HG ゼータガンダム 3号機カラー

ガイアカラーのバーチャロンカラーのマイザーピンク、ブリリアントピンクあたりを使ってみた。
HG ゼータガンダムの説明書にある大河原氏の新規設定カラーに合わせて色分けをしてみた。
普通の3号機は脚部に派手なラインが入っているが、HGのウェイブシューター版なので独自のカラーリングということで。肩のアムロマークは筆で適当に書いた。


HG ゼータガンダム 3号機カラー


HG ゼータガンダム 3号機カラー

ウェイブシューターにトランスフォーム。

HG ゼータガンダム 3号機カラー

HGの通常カラーと並べてみた。

1/144 ケンプファー2025年11月01日 09時44分32秒

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争より、旧キット 1/144 ケンプファー。
1989年8月発売、800円+税。
傑作揃いのポケ戦のキットなので期待。ただ、武器満載なので作るのは面倒。

キットは一部作りかけのジャンク。
接着剤不要のスナップフィットのキットだが、いくつかのパーツが接着されており、合わせ目に溶きパテが盛られた状態。
初期のスナップフィットなので、ピンと穴の嵌合が硬くて合わせ目がしっかり閉じないパーツがあるようで、溶きパテで強引に塞いだという感じだ。溶きパテを盛る時点で初心者ではないと思うのだが、ちゃんとピンカットして仮組みをすれば、溶きパテに頼る必要はなかったと思う。
とりあえず全塗装するつもりはないので溶きパテは全部削り落としていく。幸い合わせ目の奥の深くに入り込んだパテはないので、ゴリゴリ削ってキレイに落とせた。
パーツの欠品はなかったので、とりあえず勝利確定。


1/144 ケンプファー

ということで完成。
ガンダムシリーズの機体らしくない独特の形状をしている。
武器類はモナカパーツで合わせ目が目立つので、全部塗装した。
本体は、もっと青っぽい色のはずだが、キットはグリーン寄りの色になっている。
モノアイはちゃんとクリアパーツ。
チェーンマインも付属していたが、塗装が面倒なのでなくてもええやろ。


1/144 ケンプファー

背負い物が多いので上半身が重く、膝が緩めなので、後ろに反りやすいかも。

説明書のMS-18試作案もキット化して欲しいところ。
1/144 ケンプファー

今の基準で見ると、腰が回らない、腰回りのパイプのディテールが手抜き、膝関節が腿と一体、足首がボールジョイントじゃないので接地が悪い、オレンジの部分塗装が面倒とか、いくつかマイナスはあるものの、機体の特徴をよく捉えた形状だし、これだけ大量の武器が付いていてリーズナブルなので、コスパに優れた良キットだと思う。

HGUC マラサイ2025年10月16日 23時10分50秒

HGUC マラサイ、2005年1月発売、1,400円+税。
これで1,400円+税は驚きのバーゲンプライス。
マラサイは、エクストラフィニッシュバージョンを作ったことはあるが、通常カラーも欲しいので、ジャンク品を格安ゲット。
しかし、シールド裏のビームサーベルが一本欠品だったので、パーツ請求。


HGUC マラサイ

合わせ目が多少あるものの、色分けはほとんど完璧じゃないか、このキット。
モノアイがシールなのと、顔面まっぷたつのモナカなのが、残念ポイントかな。

おや、上腕のパーツの向きが逆じゃん、今気づいた。
写真は撮り直すのが面倒なのでこのまま。

HGUC マラサイ

バリュートシステムは欲しかったな。

お手軽で出来の良い超傑作キットだと思う。

1/144 ガンダム試作2号機 GP02A サイサリス2025年09月11日 23時32分00秒

1/144 ガンダム試作2号機 GP02A サイサリス、1991年7月発売、1,000円+税。
ポケ戦のキットから2年経ち、同時期にF91が発売される中、投下された問題作。
ガンプラのクソキットの中で1、2を争う伝説級のクソキット。

1/144 ガンダム試作2号機 GP02A サイサリス

さて、パチ組みジャンクを手に入れたので見ていこう。

まず叩かれるのが色。何この灰色。似ても似つかない灰色。どうしてこうなった。
色分けも全く出来ていない。ポケ戦、F91の傑作キットを経て出て来たのがコレ。
そしてバランスの悪さ。一見して頭がでかい幼児体形。ボディが小さくて、足も短い。
可動も物足りなく、腰やサイドスカートが固定。
これで、1,000円+税。
当時のお子様たちは箱を開けて完成させて、酷く落胆しただろう。

こういうのは、クソキットと言われるガンガムトリスタンと同様で、バンダイからのモデラーへの挑戦なのである。
まあ、とりあえず全塗装すればカッコよくなるだろ。それしかできん。
そもそもカッコイイのが欲しいなら、旧キットじゃなくてHGUC買えばいいわけだし。


1/144 ガンダム試作2号機 GP02A サイサリス

ということで全塗装。
白は灰色9号、赤は紅、ボディはキャラクターブルー、肩はフタロシアニンブルー。

肩のスラスターユニットがプラ接続だったので、ポリキャップに変更したくらいだ。
PC111のFとPC123プラスのJがぴったりフィットする。肩側の取り付け軸を白蓋接着剤でちょっと太らせてやればよい。

1/144 ガンダム試作2号機 GP02A サイサリス

アトミックバズーカ専用の持ち手が付いていたり、バズーカを分割してシールドに格納できたり、それなりに考えられていて、悪くないと思うんだよな。
肩やシールドの模様もちゃんと彫られているし。
しかし、シールド持ち手が四角穴なのに、シールド側の取り付け軸が丸軸なのはどうかと。


1/144 ガンダム試作2号機 GP02A サイサリス

ちょっとローアングルで撮ったが、それなりにカッコよくね?
ボックスアートのカッコよさと完成写真の落差で損してると思う。
ちゃんと塗ればちゃんとカッコイイ、言われるほど悪くない、風評被害のクソキットってところか。
腕試しにガチ改造するのも面白いと思う。

1/144 ザクマインレイヤー2025年08月31日 22時37分02秒

”まいんちゃん”こと旧キットMSV 1/144 ザクマインレイヤー 1984年3月発売 400円+税。
ザクマインレイヤーは、MS-06FのF型ザクをベースに空間用機雷投下用のバックパックに換装された機体である。
キットには、頭部の指揮官用アンテナとノーマルザク用のバックパックが付属しており、選択式で好きな仕様で組むことが可能で、ベストメカコレクション1/144ザクの欠点である「動かない足首」を克服した「足首が可動するザク」を組むことができる。そのため、通常のザクとしてのニーズも高く、MSVの最後の再販から時間が経った今では、なかなか見かけないキットとなってしまった。まあ、カッコイイ出来の良いザクが欲しいならHGUCもRGもあるけどな。

で、これは組み立て途中のジャンク品。
すべてのモナカパーツが接着済みで、状態としてはよくない。太もも、スネ、足首も、それぞれ接着済みで、そのままでは組み立てられない。アルミ線接続でもすれば組み立てられるかもしれない上級者向けのジャンクだ。しかし、腕も、バックパックも、頭部も接着済みで、組み立てた人は塗装を考慮してなかったのかもしれない。「あ、いけね、何も考えずに接着しちゃった、これじゃあ塗装できないじゃん、しかもスネパーツ接着しちゃったから、組み立てられないじゃん」って投げられたジャンクだろうか。
旧キットはそのまま組み立てたいので、接着済みのスネをエッチングソーで切開して組み立て直す。接着跡が目立つ感じなので、今回は全塗装だな・・・。細かいところは塗り分けか。
他にはバックパック上部のアンテナが折れてしまっているので、0.5mmの真鍮線で復元した。
ちなみに今回は通常のマインレイヤーとして完成させた。


1/144 ザクマインレイヤー

マインレイヤーは後ろが正面だと思うが、バックパックの重さで倒れがち。

組み立て済みのバックパックは、結構塗り分けが面倒で、全体をオリーブドラブで塗って、他の色は見える範囲だけ何とか塗り分けした。
バックパック上部から伸びるパイプはザクの口まで伸びていて、接着してしまうと首が動かなくなる仕様だ。

1/144 ザクマインレイヤー

正面から見ると、ただパイプの黒いザク。
ダックエッググリーンにMSディープグリーン。

ノーマルザクのバックパックや指揮官用アンテナが付属するが、武器はなく、手首の穴もない珍しいキット。
これをノーマルザクに仕上げて、マインレイヤーのバックパックをHGUCに流用するのもアリかも。

HGUC ガンキャノン量産型2025年08月20日 23時11分12秒

HGUCガンキャノン作りたいなー、REVIVEじゃないHGUC No.1のガンキャノン作りたいなー、昔作ったんだけど処分しちゃったの勿体ないなーと思って、HGUC ガンキャノン量産型のジャンク品がそこそこ安かったので購入。
ガンキャノン量産型は2004年2月発売、1,000円+税。
肝心の1stのガンキャノンはプレ値でちょっと高いんだよねー、エコプラなら買えるんだけどさ。

さて、量産型のこのジャンク、パチ組み品で武器欠品。
武器はジムスナイパーK9のK9装備なしのジャンク品から、ブルパップマシンガンを強奪。
ジムスナイパーK9はジムスナイパー2のリデコキットで、ジムスナイパー2は2012年発売でガンキャノン量産型より結構新しいけど、マシンガンのCADデータなんて流用でしょって問題なかろう。
マーキングシールは「9」の数字が、全部「6」で貼られていたので剥がして貼り直した。
で、作ってみたら他に一個欠品があったんだけど、部品請求は在庫切れだし、もうこれでいいやと一応完成。

HGUC ガンキャノン量産型

合わせ目はそれなりにあるものの、作りやすい傑作キットだと思う。
色分けも十分で、スラスターとブチ穴を塗ってやればいい程度。


HGUC ガンキャノン量産型

わずか数秒の登場シーンしかないはずだが、これをキット化するバンダイの愛を感じる。
MSVやZZ、センチネルにもその愛をもっと向けて欲しい。

HGUC バウ2025年08月09日 21時52分58秒

HGUC No.15 バウ、2000年9月発売 1,200円+税。

ほとんど組み立ててあるが、綺麗にゲートカットしてあったり、ピンカットしてあったり、出来るモデラーが放出したジャンク。たぶん、襟のイエローのパーツのピンが折れてしまったのが心折れポイントだろうか。簡単に直せるスキルもありそうだが。
で、簡単に接着してサクッと完成だ。

HGUC バウ

初期のHGUCで古いキットだが、普通にクオリティが高い。
龍飛と書いてバウと読む中二臭いマーキングシールが付属。
値段が安いためランナー数が限られていて、シールドが未塗装、スラスター周りのイエローが足りないのが減点ポイントかな。

1,200円+税という価格で、バウアタッカーとバウナッターに分離変形出来るし、MS形態のバランスも悪くないし、コスパのいい神キットだ。

ネオジオンなのにゼータガンダムのようなデザインでカッコいい。

HGUC バウ

変形はまたいつか。

プレミアムバンダイで、HGUCバウをベースにした「リバウ」という伝説のクソキットがあるので、こちらもいつか手に入れてみたいね。

MG シャア専用ザク Ver.2.02025年07月28日 23時46分33秒

MG シャア専用ザク ver.2.0、2007年5月発売 3,500円+税。
ver.2.0がどう進化しているのか興味があるのでジャンク品を作っていこうか。

上半身組み立て済みのジャンク。
ゲート処理はヘタクソで、埃被ってる状態。
検品したら、頭部のアンテナと肩のトゲが欠品。
トゲは同一パーツ3個だったので、部品請求は同じパーツは1回に2個までという制約があるため、2回に分けて請求。部品さえそろえば勝利確定で、サクッと完成。

さすがにVer.2.0にもなると、完全にABSでフレーム化されているし、
合わせ目もほとんどなく作りやすい
ただ、股関節の接続軸が短くて抜けやすいし、指は保持力ないね。
武器は手の穴にはめるタイプだから普通に持てるけど。

MG シャア専用ザク Ver.2.0

スタイリッシュでカッコいいザクだが、
個人的にはver.1.0の方が太ましくて重厚感があって好きかな。

組み立て済みで放置されていた上半身のABSが脆くなっていて結構気を使うが、
ランナーについてるABSはまだ粘りが残っていて強い。
こうまで変わるのか。


MG シャア専用ザク Ver.2.0

ドライデカールが劣化していて、所々欠けていたが、まあ気にせずそのまま貼る。
肩のマークとかバズーカの文字とか、あえて隠さない。
戦闘中に擦れて消えたんだろってな感じで。
いやしかしドライデカールが多すぎてキツイわ。


HGUC ザクII ver.ジオニックトヨタ2025年07月25日 21時44分20秒

HGUC ザクII ver.ジオニックトヨタ
「MS-06S シャア専用ザク ver. ZEONICTOTYOTA」となっているが、単純にMS-06Sをベースにしただけで、別にシャアが乗ってるわけではないと思うので、ザクII ver.ジオニックトヨタでヨシ。

トヨタがネタで作ったシャア専用オーリスのイベント品らしい。
限定品でそこそこ高額で取引されているので、パチ組みでシールまで貼られたジャンクを二束三文でゲット。シールはペラペラのテトロンシールじゃなくて、ちょっと厚みがあってビニールが丈夫なタイプ。
ゲート処理もされてないヘタクソジャンクで、シールもめちゃくちゃ。
何とか貼り直したが、まあシルバリングが酷いことになった。

水転写ならソフターやセッターを駆使して穴開けて空気抜いてシルバリングはなんとかできるが、こういう厚手のビニール系のシールはどうしたらいいんだろうか。


HGUC ザクII ジオニックトヨタver.

たぶんシャア専用オーリスをイメージしたカラーだが、シャア専用オーリスのくせにシャアザクピンクじゃなくてサザビーレッド。パイプのイエローはオーリスに貼られたジオンエンブレムの色が反映されたものだと思う。
アニメのカラーが元になったオーリスの色を逆輸入した色なのに、シャアザクとは全然違うとは面白い。

完全なネタキットだが、途中で配色を変えたセカンドバージョンのキットが存在するらしい。
トヨタの資金力は化け物か。


HGUC ザクII ジオニックトヨタver.

シャア専用オーリス、調べてみたら、中古でお求め安い値段になってた。
さすがにもうクルマは増やさないけど。

MG ガンダムヘビーアームズ EW ver.2025年07月21日 13時39分00秒

MG ガンダムヘビーアームズ EW完成。2012年1月発売、3,800円+税。
EWに登場したヘビーアームズ改EW版(=ヘビーアームズカスタム)の改修前の状態を想定したデザイン(=アーリータイプ)だ。ガンダムWの機体はややこしい。
TV版のヘビーアームズはMGで出ていないのに、なぜかEWに登場しないのにEW版と言われるアーリータイプがキット化された、意地悪バンダイがよくやるメジャー機体飛ばし。

で、これはとにかく安かったジャンク品。
パチ組みされていたが、ゲート処理能力ゼロ。よく組めたなと思う。
しかも、壊れていて直してあるし。どうも折れた関節をネジや針金みたいなもので強引に修正されていた。流し込みでピタッとくっつくのにどうしてこんな直し方するのか?
たぶん、子供がパチ組みしてブンドドして壊して、お父さん直してーって感じで、プラモ経験のない父親が資材を駆使して何とか直したが、既に子供は興味を失くして放置。オカンが見つけて「いい加減片付けなさい!捨てるわよ!」って怒って「もういい!いらない!」って逆切れして売りだされたに違いない、そういうブンドドジャンクだ、これは。
壊れた部品や欠品は多数あり、それはぼちぼち揃えたが、問題は給弾ベルトがないってこと。同じパーツを複数連結して作るものなのだが、部品請求は1回の注文で同じ部品を多数注文できない仕様なので、簡単には揃えられない。まあとりあえずリボンケーブルでつないでおけばいっか、いつかジャンクで安く手に入るだろう、と安易に妥協。


MG ガンダムヘビーアームズ EW ver.

ということで、ブンドド破損ジャンクをなんとか修正して完成。
もうね、肩軸が折れていたから全バラですよ。まあ、安く済んだからヨシ。

この頃はもうポリキャップレスで、嵌合がシビアだったり、蝶番構造が多くて、組み立てにくくて壊しやすい。ゲート処理がほとんどできないレベルの人が組んだのだが、よく組んだなと思う。


MG ガンダムヘビーアームズ EW ver.

問題の給弾ベルト。
リボンケーブルで繋がってればヨシ。

しかし、冷静でクールなキャラのトロワ・バートンだが、いつも後先考えずに早々に全弾撃ち尽くしてナイフ一本で戦ってるのってどうかと思うんだが。

MG ガンダムヘビーアームズ EW ver.

しかし、値段調べてたら価格改定で4,200+税に上がってるのな。
市場に充分に供給出来てないのに値上げってどうよ。

手に入りにくいし高くて買えないから、中古だのジャンクだのやってるんだよ、わかってるかバンダイ。