LMHG エヴァンゲリオン 零号機 (改)2022年08月20日 23時45分48秒

LMHG エヴァンゲリオン零号機(改)
シンエヴァまだ見てないので地上波はよ、という状態なので、Qのあの展開はついていけないところも多くて、エヴァと言えば未だにTV版。
エヴァを初めて知ったのは、妹が友達から録画したVHSを借りてきたのがきっかけ。見始めたのが、たしか9話からだったと思うが、既にヤシマ作戦終わっててアスカも来たところで、零号機は最初から青かった。なので、零号機とドラえもんは青い方がしっくりくる。
9話からだと、ゆるい学園生活と周りに打ち解けようとしない面倒なシンジをすっ飛ばして、次から次へとくる使徒との戦いに明け暮れる状態だったのでテンポよく見れたし、レリエル以降の盛り上げ方がかなりのインパクトでそれはもう面白く見れたさ、最後の2話も含めてな。
で、世間もそれに気づいて急にエヴァブームが来て再放送が始まって、学校でも毎週盛り上がってて、既に知ってるというちょっとした優越感に満足してたわ。

LMHG エヴァンゲリオン 零号機 改

さて、実のところあまり活躍してない零号機。
暴走して頭ぶつけてるイメージしかないくらいか。単眼で思考や感情が読み取れないところに綾波らしい雰囲気はあるが、それが巨大な兵器になると狂気を感じさせる。

零号機と言えばロンギヌス。
新劇場版では何やら重要なアイテムに昇格してる槍だが、TV版では思いっきりぶん投げて宇宙にいるアラエルを撃破した。他にはN2爆弾のイメージだな・・・。


LMHG エヴァンゲリオン 零号機 改

腕の文字は水転写デカール。
発売当時にLMHGのキットを作ったことはあるが、初めて水転写デカールがちゃんと貼れたキットはこのエヴァシリーズだと思う。旧キットのガンプラの水転写は全然貼れなくてトラウマだった。水に数秒漬けて滑らせて貼るという指示なので、文字通り、数秒漬けたらすぐに貼れると思ってた。水に数秒漬けて「そのあと糊が溶けてシールが動くまでしばらく待って」それから滑らせて貼れ、と書いてくれないと子供にゃ理解できんよ。エヴァを作ってるときに、手間取ってて台紙の糊が溶けてシールが動いて、おおこういうことか!と理解した。


LMHG エヴァンゲリオン 零号機 改

パレットライフルはガンダムのバルカンくらいに使えない武器だが、数発の射撃でマトリエルを撃破した。マトリエルは最弱の使徒の称号を与えられたとかどうとか。
キットには、ラミエル用のシールドやレリエル戦で使ったスナイパーライフル、各種ナイフ類も付属。手首パーツも豊富で、アンビリカルケーブルもついてて、当時の後発にしてエヴァプラモの決定版だった。ガンプラのHGUCシリーズより古い製品にしては、かなり頑張ってると思う。

エヴァは95年に放送されていたが、LMHGシリーズが発売されたのが翌96年の秋。通常はキャラクター商品はアニメの放送と共に展開するものだが、あまり売れないと踏んでいたのか、エヴァのキットは簡易金型を使ったLMシリーズでラインナップされていて、可動やポージングに難があった。とてもエヴァのブームを受け止められるほどのクオリティはなく、その裏で一気にガレージキットの文化が広がっていったという。まあ、主に綾波とアスカのキットがほとんどだったが。