velbon high carmagne 6352023年05月17日 20時28分48秒

最近、雲台増やしたり、一脚買ったりで、三脚沼というかベルボン沼。
余った雲台があるなので、三脚がもう一つあればライティングの自由度も上がるだろうと、何か三脚買おうかと検討した結果、これ

ハイ・カルマーニュ635
ベルボン50周年、1000本限定

エル・カルマーニュ545を持っているので対極でもいいかと。
エル・カルマーニュ545はセンターポールを伸ばしてアイレベルになるやや小型の三脚。パイプは4段で携帯性も悪くはない。
ハイ・カルマーニュ635は中型三脚で脚を伸ばしただけでアイレベルになる。そして携帯性より強度を重視した3段のパイプ。
ネオカルマーニュやジオカルマーニュなどいろいろある中どうしてハイ・カルマーニュかというとハイモジュラスカーボンを採用している点。強度が高く振動の吸収が優れた素材で、50周年の記念モデルなので採用された。以降の三脚でも採用されているようだが、明確にどの三脚で使われているという情報が乏しいので、ハイ・カルマーニュを選んでおけば間違いはない。というかモデルが多すぎで、どのモデルがどういう特徴なのか、新しいのか古いのか、一見してすぐにわからん。
最近の三脚はゲーミングのようにアルマイト塗装で自己主張が強かったり、反転収納で携帯性重視だったり、センターポールレスだったり、癖が強い。質実剛健な普通の黒いカーボン三脚が欲しいのですよ。
正直言えば被写体に合わせて三脚を縮めたり伸ばしたりするので、手早く調整できるレバー式が望ましいが、ハイ・カルマーニュはナット式しかないので妥協。

velbon high carmagne 635

ということでこんな感じ。
奥 ハイ・カルマーニュ 635+PHD61
手前 エル・カルマーニュ 545+PHD51Q

欠点は石突の交換が修理対応になってしまっている点と足にメモリが書かれていない点かな、古いエル・カルマーニュでメモリが書いてあったので以降は書かれていて当たり前だと思い込んでいたんだが。限定塗装はジッツオを意識しすぎていて好き嫌いが割れそう。

当時は高かったんだろうが、時代的に古いので今の相場は安価(限定品なのでタマ数はほとんどないが)。
昨今の素材高騰で今の三脚は恐ろしく高いし、三脚の性能はほとんど陳腐化しないことを考えれば、傷んだりしてなければ、古いカーボン三脚は相当お買い得だと思うね。