ONKYO SE-150PCI2014年01月04日 21時12分09秒

Windows7 64bitでYAMAHA YMF744のドライバーがなかったのが発端。
我がPCのマザーボードASUS P5K Proにはオンボードサウンドがあるのだが、Gateway2000ミドルタワーのバックパネルで封印されているじゃないか・・・。
代わりを求めて、年末名古屋の大須で急遽サウンドカードを探す旅に出た。

必須条件は、Windows7 64bitで動くこと。
スピーカーのONKYO GX-D90と光デジタルで接続できること(GX-D90のアナログ端子はサブマシンが繋がっていて、PS3の光デジタル接続と繋ぎ替えて使っている)。
できれば、光デジタル入力があること。PS3の光出力をサウンドカードのDigitalINに繋ぎ、そのままパススルーでDidigtalOutから出力してスピーカーに入力することで、PS3とパソコンのスピーカーケーブルの接続を刺しなおさなくて済むので。
今後長く使って行きたいので、できれば古いPCIではなく新しいPCI-Expressであること。
予算は数千円程度。条件に合うもので品質がいいものがあれば最大1万円というところだ。

条件を満たすのサウンドカードを探してみると、まずCreativeのRecon3Dがドンピシャ。Creativeはサウンドカードの老舗でどちらかというとゲーム向けのサラウンド重視という傾向。相性問題あって癖が強いという昔のイメージがあるので個人的な印象はあまりよくない。
同じくCreativeのSound Blaster X-Fi Xtreme Audio SB-XFI-XAPEというのがあり、これも条件を完全に満たす。しかも、Recon3Dより圧倒的に安い。どうせ光デジタル接続するんだからRecon3Dと音質なんて変わらないだろうから安い方を選びたい。
あとは玄人志向のCMI8768-8CHPCIeか。C-Mediaのチップを使っていて、個人的な先入観で、C-Mediaの音質はオンボード並だと思っている。いくら古いと言ってもYAMAHAのカードの代わりにこいつを買うには抵抗がある。
PCI-ExpressやDidigtalINの条件を外すと、ASUSやXonarやONKYOのSE-90PCIが該当してくる。スピーカーとのマッチングを考えたらONKYO SE-90PCIがいいかもしれないが、ちょっとお値段高めだな。
ま、大須に行けば何かあるだろと、大須の商店街に繰り出す。

久しぶりに来た大須のPCショップだが、世の中はサウンドはオンボードの時代になっておりサウンドカードを置いている店が少ない。
が、それでもいろいろ回って、Recon3D、C-Media、Xonar、SE-90PCIを発見。SB-XFI-XAPEは見つけられなかったが。ちと高いがRecon3Dを買うか、SE-90PCIでも買ってみるか・・・と諦めかけていたとき、じゃんぱらで見つけてしまった。
石油コンビナートを。
SE-150PCI
ONKYO SE-150PCI、誰が呼んだか石油コンビナート。

SE-150PCIはONKYOから10年ほど前に発売されたサウンドカード。
その後継のSE-200PCIでさえ既に製造完了しているほど古い製品だ。
音質にこだわった回路設計で、当時1万円代半ばのプライスだったと記憶している。
中古品ではあるが、ONKYOというブランドに惹かれて購入。

SE-150PCI
ねんがんのONKYO SE-150PCIを手に入れたぞ。
すごい数のコンデンサーだ。

SE-150PCI
VIAのEnvy24HTというサウンドチップ。

早速増設して、音の再生を確認。
どうせ音の違いなんて素人にはわからんだろうと思っていたが、聞いてびっくり、音違うじゃん!!
YAMAHAだって全然悪くない音だと思っていたが、はっきりとクリアーになってる、すごいよ、ONKYO。こういうのって無音に近い静音PCで、CDからクラシックを再生して、やっと分かったような気がするとかいうそういうレベルだと思っていたよ。オーバークロックしてるし、ファンがぶんぶん回ってるし、ソースもMP3だし、坂本真綾だし、それでもこんなに違うものかとちょっとびっくりだ。芸能人格付けチェックの何億円もする楽器の良さが分からん素人だが、これの良さは体感できた。
PS3からのDigitalINも無事に再生できて満足。良い買い物をした。

Transcend TX1066QLU-4GK
そして、サウンドカードを探しに出たついでに、大須で見つけたDDR2のOCメモリーを購入。2GBx2。

これも中古品。ツクモの中古パーツ売り場に、偶然にもメインPCで常用しているのとまったく同じTranscend製のメモリーが並んでいた。他にDDR2 2GBメモリーの中古品はなかったのでなんという偶然か。
OSをWindows7 64bitにしたので、メモリーも8GBに増やしたいと思っていたところだったのでちょうどよかった。メモリ4本刺しはオーバークロック失敗の原因となることが多いが、同一ブランドのOCメモリならクロックを維持できるだろうと購入した。

こいつも早速増設。無事合計8GBを認識して、問題なくオーバークロック状態で動いている。PC内がみっちり詰まった感が半端ない。

KINZU V2 PRO EDITION
長年愛用していたMicrosoftのナスビ型のマウスも死に掛けていたので、別の製品を購入。
steelseriesのKINZU V2 PRO EDITION。
とにかく軽いということとサイズ的に日本人の手に合う大きさなので。
ゲーミングマウスの入門用らしいが、ゲームしないんで2ボタンとホイールさえあればいいのよ。