MG ガンダム試作3号機ステイメン GP03S2023年12月16日 21時58分45秒

世間がHGUC GP03デンドロビウムの再販に沸き立つ日、デンドロビウムの中の人、MG ガンダム試作3号機ステイメン GP03S完成。狙ったわけじゃなくて偶然の一致。
2001年4月発売で、3,500円+税。

はい、これもジャンク。だってジャンク安いんだもん。
未組立ながらも、ランナーからハーツはずれ多数&一部パーツ割れ、なぜかコクピットパイロットフィギュア欠品。どうしてこうなった状態。おそらく組み立てようと袋から出して準備していたところ、見事におかんが踏み抜いたとかいうジャンクストーリーだな。
こんな状態では前回の全切りバンシィ同様に検品も困難なので、さっさと組んでしまおうと優先度を上げてトライ。

破損していたパーツはPS素材のフレームで破片も揃っているので、普通に接着でヨシ。
欠品しているコクピットのパイロットは、たまたま前回作ったバンシィの余剰パーツに着座状態の黒いバナージ君がいるではないか。このステイメンにはバナージに乗ってもらおう。
パイロットフィギュア以外にもバズーカのジョイントパーツが欠品していた(と思う、キットの説明にはなかった、自分で失くした自覚はない)が、ポリパーツのランナーから切り出して対応した。
このキットは開封されて放置されていたせいか、それとも発売後20年以上経っているせいか、ABSの柔軟性が抜けてかなり脆くなっていて組み立てにも可動にも細心の注意が必要。
他には、ガンダムデカールの一部がいくらこすっても転写できない程に劣化していた。
売り主も、あくまでジャンク、組み立てはお勧めしないと言っていたわけだ。それでも作ったけど。

MG ガンダム試作3号機ステイメン GP03S

ステイメンはフォールディングバズーカの印象があるので持たせてみる。
コアファイターII-Spが付属。実際のGP03Sには採用されなかったコアブロックシステム。ちゃんと変形もするし組み込むことも可能。

各部に黒い穴やダクトが多くて、そこを塗るのが面倒だったかな。
ABSがあまりに劣化していたので、つや消しはいつもの溶剤系のスーパークリアUVカットじゃなくて水性のプレミアムにしてみた。質感は水性プレミアムの方がいいね。コスパと対候性はスーパークリアUVカットなんで基本はUVカットを使っている。水性プレミアムのUVカット(GSI B604)は高いんだよねー。

そうそう、ひとつ気になる点があって、取説に従って組むと左右の腕関節のマルイチモールドの向きが違う方向になる。しかし、MG設定画や完成写真、HGUCは左右の向きは揃っている。ちょっと気持ち悪いのでマルイチモールドの左右の向きを合わせるように組み直した。どれが正解かはよくわからないが。

MG ガンダム試作3号機ステイメン GP03S

ステイメンは腰のバインダーが外見的な特徴。
腕にもフォールディングアームのギミックが入っているけど、デンドロに乗せて使いたいところ。

この頃のMGとしては若干高い方だが、コアファイターあり、フォールディングアームありで、なかなか充実したキット。ただコイツを格納するオーキスがないので全力を発揮できないのが残念かな。RE/100オーキスでも出してほしいが。いや、むしろ全力でGP03 ver2.0でデンドロビウムをやってほしいか。
まあジャンクで安く買えて無事完成して満足だ。

MG GP01、MG GP03Sと揃ったので、MG GP02Aの再販ないかな。
フルバーニアンは積んである。