HG ガンダムmk2 ティターンズカラー2023年10月03日 21時29分53秒

HGUCシリーズが始まる前のいわゆる旧HGシリーズからガンダムMk-2。
1990年7月発売で1,000円税抜き。
この旧HGシリーズは、1stガンダム、Zガンダム、ガンダムMk2、ZZガンダムの4種類が発売されており、どれもが気合の入った設計になっている。このクオリティで1,000円程度で買えるのはすごい。

HG ガンダムmk2

HGガンダムMk2はこの大河原氏の新たに書き下ろした画稿が基準になっている。旧キット、HGUC、REVIVEとも違う独特のデザインだ。

HG 1stガンダムがガンプラの中で唯一公式に絶版宣言されたキットだが、他の3種も長らく再販されていないため実質絶版ではないかと言われていて、未組立のキットはプレ値で取引されている。
という状態なので旧HGは手持ちのストックはあまり崩したくない。
たまたま見つけた組み立て済みのジャンク品を安価で入手することができた。


HG ガンダムmk2

入手した状態。
胸のセンサー、頭部アンテナ、バックパックのバーニアの赤、胸ダクトのグレーが塗装してあり、他は墨入れがされている程度。接着やトップコートはない。
バズーカとビームサーベルと持ち手が欠品だがビームライフルを持たせるつもりなので問題なし。写真にはないがバルカンポッドも付属。

多色成型技術を駆使したシステムインジェクションで組むだけでここまでの色分けがされているのが旧HGの特長。MSジョイントIIと呼ばれる簡易フレームを採用している。


HG ガンダムmk2

サーベルラックのマウントが運送中に折れてしまっているが紛失していないので接着すれば問題なし。左脚の裾が割れているのでランナーで補修かな。

まあ普通は組み立て済みの中古なんて買うこともないが過去に作ったことがあり構造を知っているし実質絶版ということで入手性も悪いため組み立て済みをレストアするのも楽しめるだろう
元のキットの製作者は取説の大河原画稿を再現しようという意図が感じられるのでそれを尊重しつつも、経年の劣化でボディ色が若干黄変しているのでティターンズカラーにしようかと。そもそも組み立て済みなので塗装して遊ぼうと思っていたので、最初からティターンズ狙いなのだ。エゥーゴカラーが作りたいなら自分のストックを崩すかな。逆に手持ちの少ない在庫ではティターンズカラーを作る余裕はないし。


HG ガンダムmk2

ということで、HGガンダムMk2 ティターンズカラー。
細部の色分けはHGガンダムMk2の大河原画稿を参考にした。
ほぼ全塗装だが左肩のシステムインジェクションの機体形式番号は成型色のまま残した。
貼ってあったシールも移植。

ここまでガンプラを塗装したのは久しぶりだ。黒い方が細部の粗を隠せるな。

HG ガンダムmk2

左足の裾の欠けを直した。

システムインジェクションは塗装する人に評判が悪いと言われているが、ほとんど筆塗りなのであまり面倒じゃなかった。エアブラシの人はマスキングが多くて面倒なんだろう。

貴重な旧HGのガンダムMk2をティターンズカラーでレストアして楽しかった。
力の入った良キットなのでまだ絶版ではないならぜひ再販して欲しい。