ほたる童謡公園2017年06月23日 23時42分48秒

今年はホタルが多いと聞いて、E-M1 Mark IIを引っさげてほたる童謡公園に撮影に行ってきた。今年のホタル祭は既に終了しているが、まだまだホタルは出るとのこと。

ほたる童謡公園

E-5とレリーズケーブルの互換性がないために、レリーズケーブルなしでマニュアル露出で長時間露光。ライブコンポジットとか使ってみてもよかったかもしれない。
さすがに背面液晶は明るくて邪魔になるので裏返しで消灯状態に。


ほたる童謡公園

EVFは輝度を落としても明るくてファインダーを覗いていると周りとの明暗の差で目がおかしくなりそうだ。そのままの設定ではファインダーも真っ暗で使い物にならないため、EVFブースト機能を使う。EVFブーストを使えばかなり明るくなるものの、ファインダー内の映像はカクカクのコマ送り状態。MFアシストで拡大したときの処理落ちが酷いし、ファインダーの高感度ノイズも激しいので、ピントを合わせるのが至難。かと言ってEVFブーストなしではピント合わせは完全に無理だろう。

常時露光しているミラーレスカメラはCPUへの負担が半端ないし処理落ちが顕著で、キーレスポンスが非常に悪くてストレス。やはり一眼レフにミラーレスのフル機能を搭載したハイブリッドカメラのフォーサーズが欲しいところ。


ほたる童謡公園

それにしても今年はホタルが多い。
凄まじい数。
発光の周期が同じで光の波が伝わる様子はすごい。


ほたる童謡公園

ホタルが飛び交い、斜面の樹木へと舞い上がる。
メスのほとんどはじっとして動かず、飛び交うのはオスのホタルらしい。
そして、オスの方が明るく光る。


ほたる童謡公園

そして例年通りマナーを守れない人は目立つ。たぶん3%くらいの人じゃないかな。
一部のマナーを守れない人間のせいでどんどん規制が増えるんだろう、悲しいね。

フラッシュを光らせる人は減ったけど、AFイルミネーターが相変わらず多い。こんな暗い中でイルミネーター使ってもフォーカスが合うわけがない。イルミをOFFにする方法さえも知らない素人カメラマンのせいでカメラマン全員のマナーが悪いと標的にされるのがオチだ。カメラ文化をこれ以上落とさないためにも、メーカーは初期設定でOFFにしておくべきだよ。

あと増えたのがスマホ、画面眩しく光って目立ってます。他にも、足元暗いから懐中電灯、歩くと光るサンダルを子供に履かせて来る親・・・なんか触っちゃいけないようなちょっとイッちゃってる人もいるな・・・。



ほたる童謡公園

今回の写真は、2枚~4枚程度合成している。光の密度が一気に増す。
作業の過程を楽しむのもホタル撮影の面白さのひとつ。


ほたる童謡公園

もう人の手で環境を維持してやらないと生きていけないのだろうか。
来年は何匹でるのかな。


ほたる童謡公園

草むらの中で動かずじっと光るメスに、上の方からオスが近づいてきた。


ねこ

童謡公園に行く途中、にゃんこ発見。
帰り道、このあたりでも普通にホタルが飛んでいた。

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