HGUC サザビー ― 2013年02月02日 23時45分37秒
1/144サイズだけど、ボリュームのある大型キット。
噂に聞いていたとおり、素組でも完成度がかなり高い。誰でも簡単にカッコイイサザビーが手に入ってしまう・・・。良い時代になったもんだ。
さて、今回のサザビーでは、プロトタイプガンダムで塗装が面白かったので、部分塗装を頑張ってみようかと。
サザビーというと思い入れの強い人が多く、超絶改造作例が多数ネット上で見られるが、そこまでは出来ない。基本的に筆塗りなので全塗装はしないからパテやプラバンで改造はできないし、本体価格以上になりそうなメタルパーツに投資できないし。
しかし、少しイメージを変えてみようとスラスターやバーニアをゴールドで塗装することにした。首と腰の動力パイプはシルバー。筆塗りでも隠ぺい力の強いメタル塗装ならやりやすいだろうという意図もある。サザビーにはメタルパーツを投入して大改造する作例が多く、メタル系の塗装はそういう影響を受けているかもしれない。
サザビーに関しては、光沢仕上げやメタル塗装を施す作例が多いが、プラスチックのオモチャっぽさを消すためにつや消しでいく。
しかし、安易にゴールドやシルバーで塗ってしまったため、トップコートのつや消し仕上げの段階でマスキング地獄となってしまい予想外に面倒な製作となってしまった。
墨入れは肩アーマーやフクラハギにあるリブには入れなかった。くどくなりそうだったので。
素組でも完成度の高いサザビーだが、リアスカートはパーツが非常に大きく、金型からの抜きの関係でモールドが甘くなってしまっており、このキットの数少ない欠点になっている。
スラスターとフィンをゴールドで塗装してみたものの縁のモールドが甘いので、色が浮いてしまった。モールドが甘いのなら別の色で塗って別パーツっぽく見せればいいと、ミッドナイトブルーで塗ってみたところ、すごく和風っぽいリアスカートになってしまった。暗めのレッド系の色で塗っておけばよかったか。
バックパックはシルバーでワンポイントを入れた。いつもだったらバックパックなんて全く塗装せず完全に真っ黒になってしまっていたはずだ・・・。
プロペラントタンクにも何かワンポイント入れたかったので、シルバーでラインを入れてみた。シャチハタにしか見えなくなった。
バックパックのバーニアに0.5mmの真鍮線を入れてみた。よく見かける改造だけど、バーニアから真鍮線が出ている意味はあるんだろうか?
肩アーマーの中はすっからかんだったので、WAVEのバーニアを増設した。
肩と言えば、ボディと肩の間の隙間が気になる人が多いらしいので、隙間がなくなるように、肩のポリキャップを貫通させ本体から伸びた軸が突き抜けるように改造。
頭はヘルメットの後ろのパーツのトサカと繋がっている部分を削って滑らかに修正。
小型の角は軟質樹脂で成型されていた。気が付いていない人、多いかも。
ファンネルは、黒とシルバーで塗り分けて、ここにも0.5mm真鍮線を追加。
ファンネルはファンネルラックの中で、3つのファンネルが繋がって1パーツになっているびっくりな成型がされていた。
普通なら切り離すところだが、どうせファンネルラック開けないから見えないだろってことで手抜き・・・。
斜め下から見るサザビーはバーニアの数が多くてカッコイイ。
底の部分が、腕と干渉して真っ直ぐに構えられない。必ず腕の伸ばした方向よりやや下を向く。これはちょっと致命的かなぁ。設計してて気が付かないのか?
ここは設定にこだわらずにライフルの形状変更してでもプレイバリューを重視して欲しかった。
手の甲はモンザレッドで塗装して、ボディと同じ装甲が付いているイメージに変えた。
しかし、ビームライフルを構えるのに、手首の装甲と干渉して塗装に傷が多く出来る。
フクラハギの中のバーニアと干渉してしまって足首の設置性はちょっと悪い。地上戦なんてしないから、宇宙空間を想定してアクションベースで飾っておけばいいかもしれないが、重量がかなりあるのでアクションベースごと倒れてしまう破損事故が多発しそうだ。
キットの出来がいいのでさっさと組んで作ってしまおうと思ったけど、さらに完成度を高めたくなってしまうキットだな、これは。
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